【下北沢】台湾料理 光春 でんぷがのった魯肉飯とマナガツオ(真魚鰹)の汁ビーフン

今回は、雑誌「POPEYE」2019年4月号で紹介されていた、下北沢の「台湾料理 光春」さんを訪ねました。

台湾料理 光春の行き方

光春さんの最寄り駅は、京王井の頭線の池ノ上駅。

台湾料理 光春

北側出口から下北沢方面へ線路沿いを歩くと、すぐにお店に出会いました。

台湾料理 光春の店内

外観に漂うのは、昭和レトロ感。揺れる赤提灯の灯りが、どことなく台湾の人気観光スポット「九份」チックな雰囲気を感じます。ドアを開けると、左手にテーブル席、右手にカウンター席と厨房。奥にはグループのお客様。話の様子から、どうやら演劇関係の方々らしい。下北沢って場所柄だな。お店の方に招かれるままに座って、手渡された温かいおしぼりでホッとひと息ブレイクします。仕事モードからくつろぎモードに変わりました。

台南式魯肉飯

ご飯ものは、台南式魯肉飯(800円)をいただきます。

台湾料理 光春

着丼すると、いい香りが鼻をくすぐりました。上にのっているのは、カジキマグロ(旗魚)のでんぷだそうです。でんぷがのった「おこわ」はよく見るけど、魯肉飯は珍しいな。ふっくら柔らかいご飯とルーロー、パクチーのコンビネーションもよく、次の料理が来るまでサラッと完食しました。

マナガツオの汁ビーフン

台南式魯肉飯を食べ終えて、満腹指数が急激に上昇。とはいえ、この日は朝と昼を控えめにしてきたので、まだ余裕あり。次はお待ちかねの「マナガツオ(真魚鰹)の汁ビーフン(1,080円)」が登場します。

まずはスープをひと啜り。かなり薄味な感じです。ツルツルと唇を滑って胃袋へ流れ込むビーフン。いいなぁ!続いて、真魚鰹のフライをひとカブリ。スープを吸ったころもの風味、皮、白身がホロっと口の中で融合します。

台湾料理 光春

実は、天ぷらやかき揚げがのったうどんやそばで「揚げ物がつゆに浸る」ってちょっと苦手というか、抵抗を感じることがあります。理由はころもがふやけてスープに油が浮かんでしまうから。それぞれの味わいを楽しみながら食べたいかな。

でも、私の食わず嫌い的固定観念を、この一杯が見事に打破してくれました。最初やや薄味かなと思っていたのですが、後で気づいたのです。ころもで守られたマナガツオの旨味が、食べ進むにつれてスープに加わり、味が変化することを。食べ終えて残ったスープを見ると、真ん中に濃い出汁、外側へ向かって薄い色になっていました。この味わいを惜しむように、何度も何度もレンゲですくって味わいました。

台湾料理 光春の帰り道

もしメニューに白ご飯があったら、次はマナガツオの汁ビーフンと一緒に食べたい!これってラーメンと白ご飯、お好み焼きに白ご飯、焼きそばに白ご飯って発想と同じかな(笑)

台湾料理 光春の基本情報

住所:東京都世田谷区代沢2丁目45−9飛田ビル1F

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