【おこもり東京】千住大橋からから千住名倉医院へ 旧日光街道を荒川へむかってぶらり街歩き
今回は千住大橋から北千住駅前を経て千住名倉医院まで、旧日光街道の街歩きに出かけます。
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千住大橋から北千住駅前へ
荒川区側から千住大橋を歩き、隅田川を渡って足立区へ入ります。
千住大橋
街歩きの起点・千住大橋。足立区側には「おくのほそ道 旅立ちの地」として、行程図等があります。
国道4号線から分かれて旧日光街道に入ってすぐの場所にある「東京都中央卸売市場足立市場」。その入口近くに建つ「芭蕉像」を訪ねました。
芭蕉像
像のそばには、芭蕉が詠んだ「鮎の子のしら魚送る別れ哉」句碑があります。
千住宿歴史プチテラス
復元された土蔵を区民ギャラリーとして利用されている「千住宿歴史プチテラス」のそばを通ります。
残念ながら、訪れた日は中を見学することはできず。
台湾茶藝館 狐月庵 北千住店
墨堤通りを横断して源長寺のそばを通り、千住中町へやって来ました。旧日光街道沿いにある「台湾茶藝館 狐月庵 北千住店」さんで豆花をいただきます。
大橋眼科
台湾茶藝館 狐月庵 北千住店さんから再び旧日光街道を歩き、北千住駅前にやって来ました。西口から続くアーケード商店街は「きたろーど1010」。この一角で出会った欧風建築が「大橋眼科」さんです。
元の建物は1900年代初期に建てられた後、1982年に建て直されたそうです。とは言え、モダンで重厚な雰囲気は、明治から大正、昭和、平成、令和へと千住の街と共に歩んできた歴史を語りかけるようです。
北千住駅前から千住名倉医院へ
大橋眼科から旧日光街道へ戻ります。この辺りは「宿場町通り商店街」という繁華街。通りを入って少し歩くと、千住宿本陣跡の石碑が見えました。
千住宿本陣跡
千住宿は日光街道や奥州街道の最初の宿場町であり、江戸の玄関でした。多くの人々が行き交い、物流の拠点として大変賑わったそうです。
参勤交代で行列をつくって江戸を行き来した大名たちが宿泊した場所が本陣。街道沿いの宿場町には、今もその跡が数多く残ります。
横山家住宅
千住宿本陣跡から更に先へ進むと、江戸時代にタイムスリップしたような建物が見えてきました。ここは代々紙の卸問屋をされていた商家・横山家の住宅です。屋号は「松屋」だったそうです。中を見学することはできませんが、外から建物を眺めつつ建物そばの案内板を読んでいました。
絵馬屋・吉田家
横山家住宅の向かいに建つ「絵馬屋・吉田家」。案内板によると、こちらは神社の絵馬や行燈、凧などを作る「際物(きわもの)問屋」だそうです。当代の絵馬師は八代目で、江戸時代から伝統を守り続けておられるとのこと。
和食板垣
千住名倉医院
和食板垣さんからもう少し先へ行くと、広い駐車場の先に江戸時代の長屋門が見えてきます。こちらは「千住名倉医院」です。建物を入口から見学させていただき、案内板に目をとおします。
千住名倉医院から北千住駅前へ
この先は荒川。千住名倉医院さんを折り返し地点にしての帰りは旧日光街道から外れて、北千住駅へ向かってJR常磐線沿いに歩きました。
途中、氷川神社に参拝したり、長円寺のそばを通りました。
この街歩きに便利なサイト
〇足立区観光交流協会
http://adachikanko.net/
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