JR常磐線 全線運転再開記念 岩沼駅からいわき駅へ 浜通り駆け抜ける

JR東日本ダイナミックレールパック

2020年3月14日から、9年ぶりに不通区間の富岡駅〜浪江駅の運行再開し、常磐線は全線で運行されることになりました。今回は青春18きっぷを使って、都内から常磐線の終点・岩沼駅からいわき駅へ向かいました。(2020年3月15日訪問)

常磐線 普通電車250Mで岩沼駅から原ノ町駅へ

岩沼駅で東北本線・仙台行き普通電車から乗り換え。出発時間まであまり余裕がなく、急ぎ跨線橋を上がってホームへ。車内の空き席に座ると、間髪入れずにドアが閉まりました。乗車したのは、原ノ町行き常磐線普通電車250M。岩沼駅を15:41に出発して、原ノ町駅に16:44到着します。

常磐線

岩沼駅を出発すると、日本製紙岩沼工場の煙突を見ながら阿武隈川を鉄橋で渡り、島式ホームの逢隈駅に到着。続く亘理駅は、図書館と郷土資料館を併設した悠里館が駅すぐそばに建っています。列車は住宅地から田畑の真ん中を走って、相対ホームの浜吉田駅に到着。

いちご農園のビニールハウスを見ているうちに、高架の山下駅に到着。つばめの杜ひだまりホールが駅に隣接、駅を挟んで反対側にはドラックストアなどがあり、新しい街ができている印象。列車は一旦地上へ降りた後、トンネルを通過して再び高架の坂元駅に到着しました。ここは片側1本のホーム。

次の新地駅手前では、温泉施設「つるしの湯」が線路沿いに。火力発電所や東北楽天イーグルスのデザインの「相馬子どもドーム」を見ながら駒ヶ嶺駅を出発。相馬駅の次、日立木駅で下りひたち13号と行き違い。海側に風車が見えて鹿島駅へ。

原ノ町駅

次はこの列車終点・原ノ町駅です。

常磐線 原ノ町駅

常磐線運転再開2日目の原ノ町駅に到着。

原ノ町駅

ホームの待合室など駅構内のそこここで、お祝いの横断幕や装飾が出迎えてくれました。

原ノ町駅

ひたち26号で原ノ町駅から双葉駅へ

今回運転再開した浪江駅〜富岡駅間で途中下車をしたいのですが…青春18きっぷで乗車できる普通電車は、今から1時間後の17:29に出発する684Mまでなし。そろそろ暗くなってくる時間になってきており、車窓を見る為にも早く…ということで、1本前の17:09に原ノ町駅を出発するひたち26号に乗車することにしました。当然青春18きっぷでは乗車できないので、別に双葉駅までの特急券・乗車券を購入しました。

双葉駅

再開初日が雨模様だった為か、今日も大勢の方が常磐線沿線にお越しのようです。ホームには大勢の方が列車の到着を待っておられました。そこへひたち26号が入線。ドアの開くの待って車内へ。ひたち号自体の乗車が初めてなので、俄然テンションが上がります。

原ノ町駅を出発したひたち26号は、磐梯城太田、小高、桃内駅を通過して浪江駅に停車。夕暮れ時の駅周辺の様子を見ていると、付きはじめた街路灯が寂しげに見える。それは住宅の灯りが後に着いていないからでしょうか…

ひたち26号は、今回運転再開した区間へ乗り入れていきました。いつもなら車窓を写真におさめたくなるのですが、今日はそうすることに躊躇します。言葉にできない色々ココロに突き刺さってくるモノを、忘れないでいたいと思いました。

ひたち

双葉駅を出発するひたち26号を見送った後、駅周辺を見学することに。次の富岡駅行き普通電車が来るまで…

常磐線 双葉駅

ひたち26号で到着した双葉駅。2018年8月6日に起工式を行われた後、工事を経て今回の全線運転再開に合わせて完成、橋上駅舎に生まれ変わりました。

双葉駅

ホームから駅舎へ入ると、真新しい改札口や券売機を目にします。ガラス張りの駅舎から、眼下に先程までいたホームや線路が見えました。運転再開2日目とあって鉄道ファンの方が大勢いらっしゃいました。

双葉駅

続いて階段を降りて、駅前ロータリーへ。車で駅を見に来られた方おひとりとあと2人、そして私…以外人影はなく、静まりかえっていました。

双葉駅

反対側は住宅が整備されるようで、更地が広がっています。この場所に街ができて、人々の賑わいが聞こえるようになった時、本当の復興を迎えるのかもしれませんね。

双葉駅

常磐線 双葉駅からいわき駅へ

原ノ町駅からやってきた、いわき駅行き普通電車684Mに乗車しました。車内は空席があり、すぐに座ることができました。夕暮れ時から暗闇へと景色が変わっていく中、列車は17:58に出発。

常磐線

双葉駅

大野駅、夜ノ森駅と停車していきます。ポツポツと星のように灯りを放つ街路灯以外、何も光を放っていない…帰宅困難地域近くを走行しており、明るければ、そこに朽ち果てた住宅を目にすることになったのでしょう…富岡駅到着前、ようやく「街の灯り」を目にしてホッとしました。

列車は、竜田駅、木戸駅、そして今回のダイヤ改正から常設になった「Jヴィレッジ駅」へ。この駅は、東京ドーム10個分の敷地面積を持ち、年間を通してサッカーを楽しむことができる、Jヴィレッジの最寄り駅です。この後、広野駅、末続駅、久ノ浜駅、四ツ倉駅、草野駅と停車。終点のいわき駅に到着しました。

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