SLばんえつ物語 新津駅から喜多方駅まで乗車記 2021年4月

日帰り特集 びゅう

今回は磐越西線の新潟県・新津駅と福島県・会津若松駅の区間を走る、SLばんえつ物語に乗車しました。

SLばんえつ物語弁当

SLばんえつ物語が出発する新津駅3番ホーム。エスカレーターを降りると、駅弁やグッズを販売するお店が出ていました。折角なので、車内でいただく駅弁を探します。「雪だるま弁当」や「焼漬鮭ほぐし弁当」「えびめし」等どれも美味しそうでかなり迷いました。今回は、列車名を冠した神尾商事さんの「SLばんえつ物語弁当(1,000円)」を購入。

SLばんえつ物語弁当

車内でいただきました。

SLばんえつ物語弁当

炊き込みご飯の上にのっているのは、錦糸卵にかまぼこ、かしわ、鮭、鰊、ホタテ、イクラなど。他に仕切りの向こう側に、筍や人参、蓮根、さやえんどうの煮物。かなりボリューム感ありました。しっかりした味付けなので、これらのおかずを酒の肴に…というのもいいかなと思います。

そして、駅弁のお供には、5号車の売店で販売されていた「雪国緑茶」です。新潟県村上市産の茶葉と胎内高原の天然水を使用した緑茶。まろやかな後味を楽しみました。

SLばんえつ物語は全車指定席

SLばんえつ物語の乗車には、乗車券の他に指定席券が必要。普通車の指定券は、おとな530円・こども260円です。またグリーン車を利用の際は、乗車券の他にグリーン券が必要。

SLばんえつ物語の普通車指定席

今回乗車したのは、二人掛け席が向かい合わせに並ぶ普通車指定席。座席番号は、6号車6番D席。進行方向(会津若松側)に向いた席の窓側でした。

SLばんえつ物語

SLばんえつ物語

シートの背もたれや座る部分はフカフカで座り心地もよかったです。またこの日は他のお客様の利用はなく、ゆったりと過ごすことができました。

SLばんえつ物語の新型コロナウイルス対策

SLばんえつ物語では、新型コロナウイルス対策として色々な対策をとられていました。車内でのマスク着用の他、車内換気や展望車では消毒が実施。また1号車オコジョ展望車両は整理券を配布して、第1回から第5回まで時間帯を区切って利用できるように制限が設けられました。

SLばんえつ物語のオコジョ展望車両

オコジョ展望車両には、子供の遊戯スペース「オコジョルーム」と「オコジョ展望室」があります。現在この車両を利用するのには、見学時間帯別の整理券が必要。この整理券の配布は、4号車の展望車で行われます。

SLばんえつ物語

今回は「第3回11:40~12:00」の整理券を手に入れました。

指定された時間前に、利用開始が始まる旨の車内アナウンスが入りました。オコジョ展望車の1号車へ移動します。入口で係りの方に整理券を提示して中へ。先に来られていた親子がオコジョルームで遊んでおられました。

SLばんえつ物語

その横を通り抜けて、オコジョ展望室へ。

SLばんえつ物語

一番前でけん引する機関車の後部が目の前に。かなり迫力あります。オススメの撮影方法は、上部にカメラを掲げて撮影すること。

SLばんえつ物語

力強く走る蒸気機関車と煙突から流れる煙が見えます。

SLばんえつ物語の車窓

多くの人々に見送られて新津駅を出発したSLばんえつ物語号。沿線では人々が手を振ってくれます。車掌さんからアナウンスに促されて、この先見かける度に振り返すことにしました。

程なくして最初の停車駅・五泉駅に到着。ホームや駅舎周辺では、小さなお子さんをはじめ大勢の人の出迎えを受けました。

馬下(まおろし)駅を通過すると、車窓に阿賀野川が見えてきました。

阿賀野川

ホームの桜並木と旅館の人々に迎えられて咲花駅に到着。ここは咲花温泉の最寄り駅です。咲花駅を出ると、沿線の旅館の前で従業員の皆さんが横断幕や旗を振って見送ってくれました。

五十島駅では上り列車と行き違い。乗務する車掌さんも手を振って見送ってくれました。

給水や整備の為に約16分停車する津川駅で最初の撮影タイム。

SLばんえつ物語

SLばんえつ物語

車掌さんのアナウンスによると、蒸気機関車は一回の運転で石炭約3トン、更に約20トンの水を使用するのだそうです。

ホームには、待合室「オコジロウの家」があります。

日出谷駅を出発後、阿賀野川に合流する実川を鉄橋で渡ります。次の豊実駅と徳沢駅の間、阿賀野川徳沢橋梁付近が新潟県と福島県の県境。川の名前も阿賀野川から阿賀川に変わります。この辺りは川幅が狭くなり、岩肌がむき出しの名勝・銚子の口が見えました。

車窓に重力式コンクリートダム「上野尻ダム(東北電力・上野尻発電所)」が見えました。

上野尻ダム

この辺りで上り勾配に入ったようです。田畑の向こうに飯豊連峰を望むことができました。

野沢駅

大山祇神社の最寄り駅・野沢駅を出発後、トンネルを抜けると車窓に重力式コンクリートダム「山郷ダム(東北電力・山郷発電所)」が見えました。

山都駅で二度目の撮影タイム。約10分停車します。

山都駅

山都駅を出発したSLばんえつ物語は、磐越西線で沿線随一の撮影スポット・全長444.6メートルの「一ノ戸川橋梁」を渡ります。明治43年に供用開始、完成当時は東洋一の規模を誇ったそうで、近代化産業遺産に指定されています。ここでも多くのカメラマンが列車を待ち構えていました。

大勢の人々に見送られて橋を渡り切ったSLばんえつ物語。ここから急勾配の上り坂に挑みます。そして慶徳トンネルを過ぎると一転、会津盆地へ向けて駆け下りて行きました。旧国鉄日中線のしだれ桜並木が車窓にチラッと見えて、喜多方駅のホームへ滑り込みました。

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