特急南風16号 善通寺駅から岡山駅まで乗車記 2021年11月

今回は善通寺駅から岡山駅まで特急南風16号に乗車しました。

善通寺駅

四国八十八ヶ所霊場第七十五番札所・善通寺の最寄り駅とあって、趣きのある木造駅舎。窓口で出札業務にあたる駅員さんがおられる駅です。

善通寺駅

自動券売機の他に、みどりの券売機プラスが設置されています。また待合室には「セブン-イレブン Kiosk 善通寺駅店」さんがあります。乗車前にペットボトルのお茶と新聞を購入。

南風16号の編成

南風16号は2700系気動車3両編成。岡山駅寄りから3号車(普通車自由席)、2号車(半室普通車自由席・半室普通車指定席)、1号車(半室普通車指定席・半室グリーン車指定席)となっています。

特急南風

善通寺駅から岡山駅の車窓

高知駅へ向かう南風13号とほぼ同時に入線。新型2700系気動車が並びました。

特急南風

善通寺駅からは私を含む4名が3号車に乗車。8割ほど席は埋まっていましたが、運転席後ろ付近に空席がありました。車内は観光客と思しき方の他、ノートパソコンを持ったビジネスマンの姿も目立ちます。

特急南風

善通寺駅を14:53出発すると、直ぐに金蔵寺駅を通過。大きなカーブで車体を滑らかにスーッと傾斜させて走り抜ける南風16号。振り子式気動車の実力を感じているうちに、14:58多度津駅に到着しました。高松方面へは、快速サンポート南風リレー号が接続しています。丸亀駅15:03、宇多津駅15:06と停車した後、いよいよ瀬戸大橋へ。臨海部の工場地帯を見ているうちに、列車は軽快なエンジン音を響かせて、駆け上がってゆきます。

穏やかな海原が広がる瀬戸内海を駆け抜けて、列車は本州へ入りました。長いトンネルを通って、15:20児島駅に到着。ここでJR四国からJR西日本へ乗務員の交代があります。岡山駅へ向けて再び加速します。

秋の昼間はのどか。ただ夕暮れ時が日々早まってきてるなぁ…と感じながら車窓を眺めていました。やがて四国の伝統的なメロディーの後、岡山駅からの乗り換え案内のアナウンスが流れます。15:41岡山駅に到着。隣のホームから快速マリンライナー43号が高松駅へ向けて出発しました。

南風16号普通車の座席

前の席の背もたれにデスク、網ポケット、ドリンクホルダー、各席の肘掛けにはパソコン・スマートフォン充電用のコンセントがあります。

特急南風

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