製粉の歴史学び ご当地ラーメンに舌鼓 両毛(群馬・栃木)エリアをふらっと日帰り旅
両毛とは上毛野国と下毛野国にまたがるエリア。現在では、栃木県佐野市・足利市、群馬県伊勢崎市・桐生市・みどり市・太田市・館林市を指すようです。今回は東武鉄道伊勢崎線をベースに、佐野線・桐生線へと足を伸ばす日帰り旅に出かけました。
ちょっとハードな行程になりましたが、1日めいいっぱい満喫します!
Table of Contents
ふらっと両毛 東武フリーパス 両毛エリアを便利にお得にめぐる
今回の旅の起点は、東武鉄道浅草駅。この旅にピッタリなきっぷ「ふらっと両毛 東武フリーパス」(浅草発着:大人2,400円)を購入します。きっぷのは、エリアまでの往復運賃の他、伊勢崎線の茂林寺前駅〜伊勢崎駅間、及び佐野線・桐生線・小泉線全線、更に両毛地区の路線バス指定線に3日間乗り放題がセットされています。ちなみに浅草駅から赤城駅の往復乗車券が同額なのでお得なですよね。また、このフリーパスを提示すると割引などサービスが受けられる特典も。(詳しくは窓口でフリーパス購入時に配布される冊子に記載されています。)
日清製粉創業の地・館林に製粉ミュージアム
列車を乗り継ぎ到着したのは、館林駅。次に乗車する佐野線の出発時間まで40分近くあります。そこで、先ほどの冊子にも紹介されていた「製粉ミュージアム」を見学することにしました。駅西口から出てすぐの場所にあります。ここ館林は、日清製粉さんの創業の地だそうです。
最初に見学した新館には、ロール機と呼ばれる小麦を細かく裂く、製粉の基幹になるになる機械が、新旧2台展示されています。また、モニター映像などを通して、小麦や小麦粉についての情報を紹介されていました。
続いて訪れた本館は築100年を越える洋館。土台部分に最新の免震構造を採用、後世に受け継がれるように施されています。中には、1世紀以上にわたる日清製粉さんの歴史が、時代の移り変わりを背景にして、4つのコーナーに分けて展示。1階の中心部には、歴史を語るようにして、創業期のロール機が鎮座しています。
最後は時間がなくなってきたので、足早に日本庭園を見学。退館する際に、窓口で記入したアンケートを渡すと、CMでお馴染みスタジオジブリさんデザインのコニャラと子コニャラが描かれた「コニャラノート」を記念にいただきました。
東武佐野線葛生駅前 あずま本店の手打ちラーメン
なんとか出発時間に間に合い、佐野線の電車に乗車します。途中、JR両毛線をクロスして佐野駅を経由して向かったのは、終点・葛生駅。折り返しの電車まで40分ほど。ちょうど駅前にラーメン屋があったので、ここでお昼にします。暖簾をくぐったのは、創業80年の「あずま本店」看板メニューの手打ちラーメンを大盛り(700円)でいただきました。
麺は、乱切りなのかな?刀削麺以外では初めて出会うタイプ。汁が飛び跳ねがないように、気を付けながらいただきます!醤油ベースのスープに麺がよく馴染み、箸が進みます。ご飯モノを頼まなかったので、大にしたのは正解でした。程よく満腹感で晩御飯までの腹もちの良さ…私にとって適量。
乗り鉄旅として、伊勢崎線の伊勢崎駅と桐生線赤城駅まで足を伸ばし、相老駅で別料金を払って「わたらせ渓谷鐵道」を往復乗車。後半、ちょっとハードになりましたが、観光とグルメ、乗りつぶしを楽しんだ1日でした。
旅のメモ
製粉ミュージアム
住所:群馬県館林市栄町6-1
電話番号:0276-71-2000
開館時間 10:00-16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜及び年末年始等 ※月曜が祝日の場合は翌日
入館料:大人200円 小人100円
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