仙台駅 女将のおもてなし弁当 宮城・鳴子温泉編 竹籠に入った湯の郷の郷土料理を満喫!
青春18きっぷで遠出の旅をしていると、「長時間立ちっぱなし、座りっぱなし、乗りっぱなし」ということがよくあります。そういうことが続くと、気分が落ち込んでしまうので、私・たまそらは自分でお楽しみポイントを設けてメリハリをつけています。
今回は東北へ向かったのですが、朝始発電車で出発してから約6時間。乗り換えの時以外乗りっぱなしで疲れが…次に乗車する仙山線快速列車の出発時間まで約1時間の休憩が取れる、ここ仙台駅のお楽しみは、駅弁を食べること!さー!自然と元気になってきました。
さっそく駅構内で探してみたのですが、生憎駅弁屋さんは見つからず…新幹線口のほうだったら、すぐに見つかるんだろうけど…と思いながら、一旦中央改札口を出ます。すると、お土産屋さんと並んで、正面にお弁当のスタンド発見!ラッキー!
店先には仙台名物牛タンや石巻などの海鮮モノなど目につくのですが、ちょっとヘルシーな感じがいいなぁ~と見渡すと目に飛び込んできたのが↓
「女将のおもてなし弁当 宮城・鳴子温泉編(1,150円)」改札を入り直して、ホームのベンチでいただくことにしました。早速竹籠の蓋を取ってみると…ジャジャーン↓
旅館の夕食に出される懐石料理をイメージさせる見た目に、豪華だなぁ…っていう思いと、これから味わえる楽しみのワクワク感がじわーっと湧いてきて、自然と頬が緩みます。一緒に添えられたお品書きを確かめながら、箸を進めてみます。
まずは先付けのしそ巻きから。甘辛い仙台みそは、これ単品に白ご飯のコンビでもよく合いそうです。続いて、ふんわりとしたころもに塩味の効いた天婦羅をいただきました。サクッとした食感の筍やアクが取れてさっぱりした山菜は、揚げ物だけどあっさりとした仕上がり。
また、岩魚の塩焼きやキャベツの甘みと豚肉の旨味が食欲をかきたてる、伊達ざくら豚キャベツの塩炒め、柔らかくとろとろの里芋などの煮物など盛りだくさん。ご飯ものは、栗・きのこ・古代米3種類のおにぎり。しめは栗餅で。
いろいろな料理をぎゅっと詰め込んだ、ご当地の味を手軽に味わうことができる駅弁の魅力を改めて感じた逸品でした。ご馳走様でした。