旅先で見かけたご当地グルメを都内で味わう!駅弁「奥久慈しゃもべん 」
またまた緊急事態宣言が出された東京。もう何度目か…なんてことも、どうでもいいことのように思えてしまう、色々なことを諦めモードの2021年夏。梅雨明けしても心は晴れない…そんな気分を少しでも変えたくなって、美味しい駅弁を買って帰ることにしました。
向かったのは、北海道・東北新幹線や長野・北陸新幹線、常磐線の特急ひたち・ときわ等長距離列車が発着する上野駅。構内ecute上野にある「駅弁屋 匠」さんのショーケースにズラッと並ぶ、数々の駅弁。中には「国技館やきとり」ってのもあり。どれがいいかな…あっ、目にとまったのが「しゃもべん」。
「奥久慈しゃもべん(1,100円)」奥久慈しゃもって、確か緊急事態宣言が解除された春先に訪れた水郡線の沿線で見かけたんだよな…あの時は気になったけど食べるチャンス逃してしまったな…ちょうどいい機会だし食べてみるかな…
2019年の台風19号による大きな被害を受けた水郡線。JR東日本水戸支社さんのプレスリリースによると、今年3月から運転再開したのを機に新たに販売されたそうです。
最初は長ネギ焼きから。食べてみると、ネギって甘いんだなぁ。続いて、しゃも焼き。しっかりした噛みごたえ。旨みがジワジワ口の中で広がっていきます。そしてしゃも肉そぼろと玉子そぼろを炊き込みご飯と一緒に。こちらは紅一点、甘塩っぱくて柔らかい。お次はしっかりした噛みごたえの金平ごぼう。山菜醤油漬けと桜漬けを口直しに。あー美味しいかった。お米一粒たりとて残さず、完食。ごちそうさまでした。
今度旅ができるようになったら、また水郡線に乗りに行きたいと思います。その際には、もうひとつの「しゃもべん」を食べたいなぁ。