【上山市】斎藤茂吉記念館 蔵王連峰を仰ぎ見て短歌の世界に浸る秋の朝

今回は山形県上山市にある「斎藤茂吉記念館」を訪ねました。開催されていた特別展「新収蔵資料展」では、斎藤茂吉が描いた画や出した手紙などを観ることができました。

斎藤茂吉記念館へのアクセス

かみのやま温泉で一泊した翌日。旅館で朝ご飯をいただいてチェックアウト。温泉街を歩いて、かみのやま温泉駅へ向かいました。8:38発の山形駅行き普通電車に乗車。8:42に茂吉記念館前駅に到着します。

茂吉記念館前駅

茂吉記念館前駅

踏切を渡って、反対側ホームそばの坂道を歩いてゆきました。

斎藤茂吉記念館

春は満開の桜が来場者を出迎えてくれるようです。

みゆき公園を散策

斎藤茂吉記念館の開館時間は9:00から。まだ15分くらい時間があったので、記念館がある「みゆき公園」を散策します。

歌碑

斎藤茂吉記念館

「ゆふされば大根の葉にふるしぐれ いたく寂しく降りにけるかも 茂吉」

環翠亭

明治十四年に明治天皇が東北・北海道巡幸の際、休憩された建物を復元した「環翠亭」です。

斎藤茂吉記念館

蔵王連峰を望む

この景色を眺めていると、この歌を思い出しました。

斎藤茂吉記念館

「ひむがしの蔵王を越ゆる疾き かぜは昨日も今日も断ゆることなし 茂吉」

斎藤茂吉記念館を見学

開館時間になったので建物の入口へまわります。私が来るのを待ち構えていたのは、「斎藤茂吉」さんの像。

斎藤茂吉記念館

軽く会釈して中へ。手指の消毒を済ませて、受付で入場券を購入しました。(ペイペイ支払い可)係りの方の案内に従い、先に地下一階の常設展示室から見学していきます。

大石田の最上川畔にたたずむ晩年の姿が印象的で、若かりし頃の「茂吉さん(敢えて親しく言えば)」の情熱的な一面、精神科医と創作活動(今流に言えば二刀流)を戦後まで続けてこられたことは、今回展示を通して初めて知りました。

斎藤茂吉記念館の基本情報

斎藤茂吉記念館
住所:山形県上山市北町字弁天1421
https://www.mokichi.or.jp/ 

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