陸羽東線 代行バス 鳴子温泉駅から新庄駅まで乗車記 列車から最終便へ寂しい乗り換え

2024年7月25日からの大雨による災害によって甚大な被害が出た陸羽東線。鳴子温泉駅~新庄駅の区間では、複数箇所で路盤流出や土砂崩れが発生しました。このため同区間で運休が続いており、8月23日より代行バスの運行が始まりました。今回は不通区間も含め、小牛田駅から新庄駅まで乗車しました。

小牛田駅から鳴子温泉駅へ

小牛田駅15:50発の1735D(鳴子温泉駅16:55着)に乗車。この列車が新庄方面の代行バスに接続する最終になります。仙台方面から到着した東北本線の列車から乗り換えたお客様を乗せて出発しました。古川駅で大半の方が下車。乗車された方の中には、古川駅15:52到着の東北新幹線やまびこ63号から乗り換えされたらしい方の姿も。

陸羽東線

稲刈りが始まった夕暮れの田園風景を眺めているうちに鳴子温泉駅に到着しました。

鳴子温泉駅前にて

私を含む十数人が下車。大半の方が迎えにきた旅館の車で宿へ向かいました。

鳴子温泉駅

鳴子温泉駅

残されたのは私ひとり。心細くなった頃、赤いバスが駅前ロータリーに入ってきました。新庄駅からやってきた代行バスと判明。ホッとします。

陸羽東線代行バス

運転手さんが車内に掲げられた案内板を架け替え、新庄駅行きと確認。車内へ入りました。この便は、729D(鳴子温泉駅18:09発→新庄駅19:12着)の代行バスとなります。新庄輸送サービスさんが担当。

代行バスで鳴子温泉駅から新庄駅へ

車内で出発を待っていると、お客様がポツポツと車内へ。私を含む5名が乗車して、定刻に鳴子温泉駅を出発しました。バス温泉街を抜けて坂道を下り、国道47号線を走ります。坂道を駆け上がり、尿前の関跡や鳴子峡、日帰り入浴施設「しんとろの湯」の近くを通った後、横道へ入って中山平温泉駅へ。ここでひとり下車。駅前に迎えに来られた方の車が停まっていました。
再び47号線に戻って宮城県から山形県へ入り、最上町の旧有路家住宅の前で停車。ここが代行バスの堺田駅になります。
国道沿いの駅前にある赤倉温泉駅、駅舎からやや離れた立小路駅のバス停を経て、沿線で一番賑わう最上駅前へ。国道線沿いで駅舎からやや離れた場所にある鵜杉駅、大堀駅を経て、瀬見温泉駅に到着。バスは舟形町へ。
県道56号線へ入った後、共に県道沿いにバス停がある東長沢駅と最上小国川を挟んで対岸の長沢駅を経て、国道13号線へ。舟形町役場や奥羽本線舟形駅の近くを通り、小国最上川を渡りました。駅前にバス停がある南新庄駅を出発すると、新庄市街地の明かりが広がります。国道13号線(新庄バイパス)から新庄駅東口付近を通って、奥羽本線・山形新幹線・陸羽東線の線路下をくぐり抜けます。

陸羽東線 代行バス

バスは新庄駅西口に到着しました。

新庄駅にて

バス停を見ると、陸羽東線の他に今回の豪雨災害で新庄駅~院内駅の区間で運休が続く奥羽本線、国道工事の為に運休中の陸羽西線の場バス時刻表が掲げられていました。

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