【おこもり東京】御茶ノ水から半蔵門へ 明治大正昭和の近代建築をめぐる1泊2日の街歩き
コロナ禍で都内から外へ出ずらい日々。都内のホテルで過ごす「おこもりステイ」が注目されているそうです。この「おこもりステイ」に健康維持の為の「散歩」を組み合わせて、旅ができないストレスをご近所で発散する街歩きを、「おこもり東京」と名付けました。今回は御茶ノ水駅から半蔵門駅まで1泊2日の「おこもり東京」へ。
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御茶ノ水駅から明大通りへ
旅の出発は御茶ノ水駅。本郷通りを大手町方面へ歩くと、見えてくるのが「東京復活大聖堂(ニコライ堂)」です。この後、明大通りに出て、お昼は「麺ダイニング ととこ」さんで山形ラーメン「冷ったいさば生姜ラーメン」をいただきました。
東京復活大聖堂(ニコライ堂)
明大通りから庭のホテル 東京へ
午後は神保町で書店めぐり。見つけたお目当ての本を持って向かったのが、「庭のホテル 東京」さん。読書三昧・おこもりステイを楽しみます。
庭のホテル 東京 周辺散策
朝ご飯の前にホテル周辺を散策。人通りが少ない街で出会ったのが、明治7(1874)年に創建された「カトリック神田教会」と「神田猿楽町町会詰所」です。
カトリック神田教会
神田猿楽町町会詰所
庭のホテル 東京から北の丸公園へ
チェックアウト(11時)ギリギリまで部屋でのんびり過ごした後、神保町経由で半蔵門駅まで歩きます。まばらな人の流れの古書店街で本探しを楽しんだ後、九段下から内堀通りへ。(東京オリンピックの準備の為、武道館から北の丸公園方面への通り抜けができず。)
清水濠のそばから清水門を通って北の丸公園に入りました。科学技術館の前を通り抜けてやって来たのが、旧近衛師団司令部庁舎」と「北白川宮能久親王銅像」です。
旧近衛師団司令部庁舎
皇居を守護する近衛師団の庁舎として、明治43(1910)年に竣工。設計は陸軍技師の田村鎮(やすし)。戦後、皇宮警察の職員宿舎として利用された後、1977年に東京国立近代美術館の分館「東京国立近代美術館工芸館」として開館。東京国立近代美術館工芸館は「国立工芸館」となり石川県金沢市に移転へ移転した為、2020年2月に閉館。
現在中に入ることはできませんが、近くから建物を見学しました。
北白川宮能久親王銅像
旧近衛師団司令部庁舎の入口付近に立つ銅像。この人物は近衛師団長として台湾に出征後、疫病の為に台南で薨去(こうきょ)された「北白川宮能久親王」です。
明治36(1903)年に近衛歩兵第一・第二連隊正門前に建立。その後、昭和38年(1963)に現在の場所に移されたそうです。
北の丸公園から半蔵門駅へ
ジョギングを楽しむランナーとすれ違いながら、代官町通りを西へ。内堀通りを経て麹町大通りを歩くと、まもなく半蔵門駅の入口が見えてきました。
この街歩きに便利なサイト
〇千代田区観光協会
https://visit-chiyoda.tokyo/
https://www.instagram.com/chiyoda_city_pr/