彰化市 彰化鐵路醫院 史跡に指定されたモダンな建物は元鉄道病院
彰化市の中心部に残る旧彰化鐵路醫院の建物が、2019年9月に修復工事を終えたとの情報を聞いて足を伸ばしました。今回は残念ながら中に入ることはできませんでしたが、外からその様子を見学しました。
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彰化鐵路醫院の行き方
彰化鐵路醫院の最寄り駅は、台鐵彰化駅。駅前ロータリーのそばを通る中正路を員林方面へ歩きます。途中左手にある永興街へ入って少し進むと、陳稜路との交差する付近に彰化鐵路醫院が見えてきました。陳稜路の沿道には、猫鼠麺や老担阿璋肉圓など人気のグルメスポットもあり、街歩きの途中に立ち寄ることもできます。
彰化鐵路醫院の建物
1938年(昭和13)に完成した当時は、高賓閣という高級酒家(レストラン)で、文人や名士が集う社交場になっていたようです。戦後、台鐵に接収されて彰化鐵路醫院として長く使用されますが、1970年に醫院としての営業を終了。その後、給婚紗公司(ブライダル関係の会社)がしばらく利用した後、長く放置・空き物件の状況が続いていました。
2011年に文化的価値が認められて、古蹟として保存が決定。修繕工事が行われてきました。
具体的な活用はこれからのようですが、次回は中に入れる機会ができたら見学をしてみたいなと思っています。
彰化駅前周辺で街歩きをされる際は、是非立ち寄ってみてくださいね。外から見学するだけでも、随所に施された装飾やモダンな雰囲気を感じることができますよ。
彰化鐵路醫院の基本情報
住所:彰化市陳稜路228号
開放時間:未定(イベント展示などで使用された例あり)
訪問日:2019年12月7日