熱海駅 桜海老とじゃこの海物語 春を呼ぶ桜えびとじゃこの美味しさを駅弁で
伊豆高原駅で催された伊豆急行さんのイベントからの帰り、熱海駅で途中下車。取り損ねたお昼を美味しい駅弁で…と構内にあるスタンド・駅弁屋さんを覗きました。ショーケースに並んだお弁当はどれも食欲をそそり、目移りばかりしてしまいます。これは迷うなぁ…と思っていました。
見本の写真とパッケージを見ていて、ふと気になったお弁当に手が伸びます。それが↓
「桜海老とじゃこの海物語」(930円)神奈川県小田原市の株式会社東華軒さんの製造。東海道線では初めて、国府津駅構内で明治21年におにぎり弁当を販売されたのが始まり…という由緒あるお弁当屋さん。現在では小田原駅と合わせた3駅の構内で販売されています。
桜海老といえば、駿河湾で3月から6月、10月から12月だけ期間を区切って漁をすることができます。その美味しさの秘訣は、甘さと旨み。茶飯と合わせてひとくち食べると、ふわっと広がっていきます。コンビを組むじゃこは、薄めに甘辛い炒り煮。なんとなく私のふるさと・兵庫県南部で今が旬の「いかなごの釘煮」にも似ているのかな…
続いて、桜海老のかき揚げをひとくち食べて茶飯を…おやっ?今度はピリリと有馬山椒が後味をしめてくれました。大根塩漬で箸休めをとって、くるみ甘煮でごちそうさま。
ホームで見かけたみかん(400円)を食後のデザートに帰路につきました。
【旅のメモ】
駅弁屋(熱海中央売店)
住所:静岡県熱海市田原本町11-1 JR熱海駅構内
電話番号:0557-81-9117