仙台市博物館 企画展「やっぱり絵図が好き!」

ひとり旅特集 びゅう

仙台城三の丸跡に建設された仙台市博物館を見学してきました。館内には、仙台伊達家から寄贈された資料など数多く展示。特に当地・仙台城や城下町に関する資料が充実しています。

仙台市博物館

今回は、常設展と企画展「やっぱり絵図が好き!」と合わせて約3時間かけてじっくり見学。私・たまねこの仙台市博物館の見どころをご紹介します。

仙台市博物館へのアクセス

仙台駅から仙台市地下鉄の東西線に乗車。仙台市博物館の最寄駅・国際センター駅で下車しました。南1出口から案内板に従って、仙台国際センターの前を通過。

仙台市地下鉄国際センター駅

横断歩道を渡って、フィギュアスケート発祥の地と言われる五色沼の前を通り、約8分程で仙台市博物館前に到着しました。

五色沼

なお、先ほど渡った横断歩道付近には、るーぷる仙台の「博物館・国際センター前」バス停があります。

総合展示室

博物館の見学はあまり興味がない、とおっしゃる方もおられるかもしれません。全部の展示物を単に見て回るより、ご自身の興味があるものをじっくり見学されるのをオススメします。博物館見学のヒントになれば幸いです。

歴史年表テーマを決めて見るべし!

字を追っていくだけだと疲れるので、自分が興味があるテーマに絞って歴史年表を見ていくことをオススメします。そうすると、過去からの繋がりから、現在や未来を考える手がかりが見つかると思います。

(例1)仙台城の歴史
1597-1601年に名取川と阿武隈川を結ぶ木曳堀が完成
→仙台城や下町建設の物資輸送に活かすために建設されたのでしょうね。
1600年 伊達政宗 仙台城の縄張
→縄張とは、城をつくる際に築城予定地に縄を張り、城の範囲や建物の位置を示したことに由来します。
1646年 大地震で仙台城本丸石垣と巽櫓が被災
1668年 大地震で仙台城本丸石垣が倒壊
→度々大地震で仙台城は被災していることがわかります。

(例2)飢饉との戦い
1755年 宝暦の飢饉
1783年 天明の飢饉
1841年 天保の飢饉

(例3)陸奥国分寺・国分尼寺の歴史
762年 陸奥国分寺、国分尼寺建立
869年 大地震で陸奥国分寺、多賀城被災
→貞観地震 津波による被害
934年 国分寺七重塔落雷で焼失
1080年 国分尼寺倒壊
1607年 陸奥国分寺薬師堂完成

絵図は何を伝えているか想像すべし!

(例)童子経曼荼羅図(どうじきょうまんだらず)
この童子経曼荼羅図で主に描かれているのは、
○童子(どうじ):赤子
○十五鬼:童子に害をもたらすとされる、馬や牛、獅子など動物達
○訶梨帝母(かりていも)鬼子母神 安産子安の神様
○栴檀乾闥婆(せんだんけんだつば)夜泣きや病気をもたらす鬼を退治する鬼神

【私の鑑賞ポイント】
訶梨帝母をお母さん、栴檀乾闥婆をお父さんと見て、子供達を守っている姿を想像しました。転じて、子供達を守るのは自分たち夫婦なんだということを、意識づけさせる絵図なのではないかなと想像しました。虐待など悲しい事件が起こる今、改めて色々なことを考えさせられます。

衣服から当時の人々の体型を想像すべし!

(例)肩衣・長袴
胸元の左右と背中に家紋が入った肩衣と、裾が長い長袴を見学をしました。

【私の鑑賞ポイント】
当時の人々の体型がどうだったのか、肩衣・長袴から想像してみると…皆さんはどのような姿を思い浮かべたでしょうか。ご自身が着たら、どんな感じでしょうね…

企画展「やっぱり絵図が好き!」

仙台市市制施行130周年記念 企画展「やっぱり絵図が好き!」は、2019年10月11日から12月1日まで開催されています。また、期間中には、体験イベントなども予定。詳しくは仙台市博物館さんのホームページで。

常設展の関連展示

【奥州仙台領国絵図】
→南北8メートルと、そのスケールの大きさが見る者を圧倒する地図。地図を見ておおっ!となったのは、私たまねこは、この「奥州仙台領国絵図(おうしゅうせんだいはんくにえず)」が初めてです。

【世界之図】
仙台藩士の林子平が、長崎で筆写した世界地図。現在市販されている地球儀や世界地図と比較しても、かなり正確に描かれていることが分かります。

【改正蝦夷全図】
向かって右下の識語には、仙台藩士・玉虫左太夫の名前があります。湯島聖堂の塾長になるほど優秀だった玉虫左太は、1854年に徳川幕府の蝦夷地探索団に選抜。蝦夷地の気候風土や衣食住などを「入北記」に記しました。

仙台市博物館

企画展の展示

【陸奥国仙台領国絵図】
1699年8月に徳川幕府に提出された絵図。郡ごとに色分けされて、各村の名前共に村高が記されています。また道を挟んだ二つの黒丸は、一里塚を表しているそうです。

【仙台城下絵図】
1820年頃に作成されたとみられ、武家屋敷の移住者名が記されています。その中で、赤色で名前が書かれた家は、当時空き家敷になっていたそうです。大きさは、縦144.5cm×横158.3cm。

仙台の旅に便利なサイト

えきねっと びゅうトラベル:往復新幹線+ホテルセットや日帰りプラン・1名利用可能プランもあり。

仙台市博物館の基本情報

住所:宮城県仙台市青葉区川内26
電話番号:022-225-3074
開館時間 09:00-16:45 ※入館は16:15まで
月曜(但し祝日と振替休日は開館)と祝日と振替休日の翌日は休館
仙台市地下鉄・国際センター駅の南1出口から徒歩約8分

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