線條手打餃子専門店 モチモチでカラフルな本場台湾の如意餃子
今回訪れたお店は池袋駅西口から徒歩圏内にある「線條手打餃子専門店」さん。屋号に入っている餃子の他、魯肉飯や台湾南部風味のベジチマキもあります。
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線條手打餃子専門店の行き方
池袋西口からトキワ通りを歩き、池袋郵便局前交差点で劇場通りを渡ります。次に入る路地をgoogleマップで確認。
右へ入ってしばらく歩くと、左手にお店ののぼりが見えてきました。
線條手打餃子専門店の店内
軒先から中を覗き込んでいると、厨房にいたおばちゃんが顔を見せて「ちょっと待って。検温と消毒するから。」と体温計を持って出てきました。体温チェックと手指の消毒を済ませて中へ。店先から奥へ二人掛けのテーブルが三つ。こじんまりした店内です。雰囲気は台湾の公設市場内にある食堂かな。
※おばちゃんに許可をいただいて撮影
一番奥に先客のカップル。真ん中の席はソーシャルディスタンスの為、利用NGになっていました。ということで、一番通りに近い席に座ります。
お茶とおしぼり、箸を持ってきながら、「今ちょうど焼き始めるところで、鉄板のスペース10個分空いてるけどどうする?」って訊いてくれました。「じゃ、お任せするのでお願いします。」と返事。どうやらカップルのオーダーに鉄板を相乗りさせてもらったようです。「焼きあがるまで、10分ちょっと時間かかるよ。」「急がないんで大丈夫です。」「あと、これ特製の薬膳タレね。」
線條手打餃子専門店のメニュー
しばらくすぐ横に掲げられたメニューの写真を眺めていました。
色々な素材で作った餡を使う餃子はバリエーションかなり豊富。如意餃子一皿6個748円。とすると、10個だと1,300円ぐらいかな。計算をしてたり、外を行き交う人やふらっとやって来た台湾の人と話し込むおばちゃんを見たり。そんなことをしているうちに10分経過。
線條手打餃子専門店の如意餃子
目の前に如意餃子が運ばれてきました。黄色に朱色に緑、白。カラフルだな。手早く撮影を済ませて、さっそくいただきます。
まずは気になった朱色から。皮は厚めでモチモチ、そしてちょっと甘みあり。餡はニンニクのパンチが効いたスパイシーな味。カラフルな理由は、皮に野菜を練りこんでいるから。メニューの一番下に「天然食材の色が誘う極上の味。手作りの皮は色とりどり。無添加生野菜をミキサーにかけて練り込んでいます。」と写真と共に添えられていました。すると、朱色は人参かな。
緑は餡にシャキシャキとした食感があり。白はノーマルな餃子かなと思ったけど違うみたい。付ける特製薬膳タレが、これらの餃子にとてもよく合います。いわゆる中華料理店で醤油に酢やラー油を混ぜているタレとは全く違うタイプ。とても新鮮な美味しさです。あっという間に10個完食。ご飯なしでも厚い皮がお腹を膨らませたようで、満腹になりました。
奥のふたりも食べながら、餡の食材が何か当てあいっこしていました。なんか羨ましいな。おばちゃんが「あんた達、学生さん?」と訊ねると「社会人です。」とのこと。
線條手打餃子専門店のお店の方にミニインタビュー
台湾ご出身のおばちゃん。新型コロナウイルスの報道を見た台湾の友人から「東京大丈夫ですか。」とよく言われるとのこと。封じ込め政策がうまくいっている台湾から見ると、日本の現状は心配されても仕方ないですかね。その分、お店ではしっかり消毒や検温をされているんですね。
如意餃子の色と中の餡は、日によって組み合わせはバラバラだそうで、「この前食べた緑の餃子を食べたい。」って言われても、同じ餡にはならないだろうとのこと。
こだわりなければお任せにして、その日仕込まれた餃子から見繕ってもらうのがいいのかなと思いました。
お店はかれこれ17年営業されているとのこと。飲食店の激戦区・池袋で長く続けるコツは、お店に立つおばちゃんを見ていると感じることができそうです。
今日の如意餃子10個で1,243円でした。ごちそうさまでした。
線條手打餃子専門店の基本情報
住所:東京都豊島区池袋2丁目55−12 セピア池袋Ⅱ 1F 102