奥羽本線 新庄駅~院内駅 乗車記 運転再開された区間を電気式気動車GV-E400系が駆け抜ける!
2024年7月25日の豪雨災害によって運転見合わせ・代行バス運行が続いた「奥羽本線(新庄駅~院内駅)」ですが、2025年4月25日より運転を再開しました。今回は再開後初めての夏休み期間に入った7月28日に新庄駅から院内駅まで乗車します。私にとっては「快速 風っこ夏休み奥羽本線号」以来の奥羽本線。
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新庄駅
車両故障の影響で大半の列車で直通運転を見合わせている山形新幹線。その影響か、普段より人通りが少ない印象の待合室やホームを見て改札口を通りました。向かったのは奥羽本線・秋田方面の列車が発着する4番ホーム。向かい側の3番ホームに横堀駅からやって来た列車が到着します。一瞬この列車が折り返すのかな?と思ったのですが、回送の表示を掲げて早々にホームを離れてゆきました。
その後、入線した列車が新庄駅11:18発 院内駅12:06着の横堀駅行き9441D列車です。
新庄駅から院内駅の車窓
開閉ボタンが点灯すると、ホームで待っていた人たちが一斉に車内へ。私も撮影を終えて早々に続きました。この後、小型スーツケースを転がして山形新幹線から乗り換えたお客様もあり、車内は20名を越える乗車。定刻に列車は出発します。
住宅地から住宅地と田畑が広がるエリア、田んぼメインのエリアを駆け抜けてゆきました。泉田川を渡って右へ進路を変えると、直線区間を加速。自動車学校(山形最上ドライビング・スクール)を見て泉田駅に到着しました。ホームに新しい待合室があります。乗車下車客なく出発。やや左にカーブして東北中央自動車とクロス、新庄市から鮭川村へ入りました。
やや右にカーブして羽前豊里駅に到着。山肌に地面が露出した箇所があり、これも水害被害かと思います。列車真室川町に入って、正源寺の山門すぐ横を通ると真室川駅へ。この駅では4人下車してふたり乗車。地図帳を見ながら車窓を見ている方を見かけます。金山川を渡ると、エンジン音が高まってのぼり勾配を駆け抜けていきます。車窓の緑の割合が一段と深まった印象。
初めてのトンネルを突き抜けて。列車は釜淵駅へ。乗車下車客なし。真室川の流れに寄り添うように北上すると、田んぼと畑、時折トラクターの姿も。すぐ横を県道が通る大滝駅を出ると、右へカーブしてトンネルが続く区間へ。国道13号線が姿を出して及位駅に到着。山積みされたコンクリート枕木が目に入り、ホームに工事関係者の姿も。列車はいよいよ県境へ向かいました。長めのトンネルを抜けると秋田県へ。下り勾配に変わったなと思っていると、鳥居のそばを通って院内駅に到着しました。この駅で4名下車。私以外の方は反対ホームに停車していた秋田駅行き2441Mへ乗り換え。
院内駅
駅に併設された「院内銀山異人館」はこの日(月曜)休館日。
次の列車が出発する時間まで、旧院内町役場倉庫や旧院内尋常高等小学校の建物を見学。
足早に駅へと戻りました。
新設の快速列車に乗車
帰りは院内駅12:27発の新庄駅行き快速列車9488Dに乗車します。この列車は途中「真室川駅」のみ停車。他の各駅は通過となります。
始発の横堀駅から到着した列車。ここからは私を含む数名が乗車しました。
途中の真室川駅では5名乗車。国道13号線沿いの大型ロードサイド店が見えると、程なくして住宅地の中を走ります。
煉瓦作りの車庫を横目に新庄駅の4番ホームへ入線。到着後、つばさ144号に乗り換える乗客の姿も見られました。