台鐵南廻線 普快車3671次 枋寮駅から太麻里駅まで乗車記 2019年9月
普快車3671次は、台湾鐵路管理局(台鐵)に残る「ディーゼル機関車牽引の非冷房旧型客車で運行される定期列車」です。枋寮駅から台東駅まで98.2km、台鐵南廻線を全線を走行。窓を全開にして、心地よい風を感じながら車窓を楽しむことができます。
圧巻はトンネルを通過する際に響き渡る、ディーゼル機関車がエンジン音。この列車ならではの魅力を体験すべく、乗り鉄旅に出かけました。
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普快車3671次の時刻表
普快車3671次は枋寮駅を10:40に出発。加禄駅10:48発、内獅駅10:53発、枋山駅10:59発、大武駅11:42発、瀧渓駅11:55発、金崙駅12:07発、太麻里駅12:20発、知本駅12:20発、康樂駅12:58発。終点の台東駅には13:05に到着します。
普快車3671次の列車編成
普快車3671次は、先頭でR100形ディーゼル機関車が牽引。その後ろに非冷房の客車が三両連結されています。
普快車3671次の乗り鉄旅
普快車3671次は人気列車。始発の枋寮駅で満席になることもあるので、今回は前日に駅近くのホテルに宿泊しました。翌朝、列車の入線時間を見計らって枋寮駅へ向かいます。
枋寮駅
枋寮駅に到着すると、昨日は閉まっていた鉄道グッズの売店「台灣鐵道故事館」が営業中。乗車前に飲み物などを購入します。
この時、枋寮駅構内は屏東線の電化完成へ向けて着々と工事が進んでいました。駅舎側ホームから向かい側を見ると、まるで新駅のような装いのホームが。
さて、これから乗車する普快車3671次が入線してきました。ホームで待っていた他の乗客と共に車内へ。目指すは、車窓から台湾海峡や太平洋を望むことができる、進行方向右の窓側席。無事確保することができました。
接続する台中発の自強號が枋寮駅に到着すると、大勢の人が普快車3671次へ乗り換え。ほぼ座席は埋まったようです。自強號が走り去った後、普快車3671次も出発。
加禄駅
率芒溪を橋梁で渡って、最初の停車駅・加禄駅に到着。
次の内獅駅から枋山駅の区間は、車窓から台湾海峡を望むことができます。
枋山駅
枋山駅は台湾最南端の駅。屏東県枋山郷はマンゴーの産地です。
枋山駅から先は山岳地帯を走行します。
台湾で二番目に長いトンネル・中央隧道(8070m)を通過。列車は屏東県から台東県へ入って来ました。
古莊信号場
元は古莊駅でしたが、現在は信号場に格下げされてしまいました。
大武駅
大武駅には10分ほど停車。
ホームへ降り経った乗客たちは、ディーゼル機関車の前に駆け寄って記念撮影に興じます。私もその後から一枚。
大武駅から先は、車窓に太平洋が広がります。
加津林隧道(474m)へ。
瀧渓駅
多良駅
瀧渓駅と金崙駅の間にある「多良駅」はあっという間に通過。赤いホーム柵が一瞬見えて、辛うじて確認することができました。
金崙駅
太麻里駅
太麻里駅で下車後、斜面いっぱいに咲く金針花を見に行きました。
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