陸羽西線 狩川駅 2021年12月16日から新駅舎使用開始!駅から狩川の街歩き!
山形県庄内町にある陸羽西線の狩川駅は、2021年12月16日から新駅舎の使用が始まります。今回はその直前の現在の駅舎を見学して、狩川で街歩きを楽しみました。
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狩川駅
酒田線として新庄から建設されていた線路が、隣りの清川駅から延伸した1914(大正3)年8月16日に開業した狩川駅。
駅舎の色々なところに歴史を感じます。
国鉄時代には、山形や仙台方面などへ向かう急行列車が停車していた狩川駅。週末になるとこの列車に乗って、友達と山形へ買い物に出かけていたという声を耳にしました。
駅舎内には、当時の新聞が掲示されていました。
狩川駅は簡易委託駅となっており、懐かしい雰囲気の駅窓口があります。
新駅舎
2021年8月から建て替え工事が進められていた狩川駅。これまでの駅舎とホームの間に建設されていた新駅舎がこのほど完成。
2021年12月16日から使用開始されることが発表されました。
楯山公園
狩川駅から駅前通りを歩き、突き当たる県道を右へ。車線左側の路側帯を歩き、見えてきた路地を左へ。次の突き当りを左に曲がると、北楯大堰にかかる朱塗りの橋が姿を現します。橋を渡って階段を上がって行くと、楯山公園に到着しました。
晴れていれば鳥海山が見えるそうですが、この日は生憎冷たい風が吹き、雨混じりの空模様でした。でも眼下に広がる景色は見応えあります。
庄内町歴史民俗資料館
楯山公園前の駐車場から右へ歩いて行くと、見えてきたのが「庄内町歴史民俗資料館」です。
1891(明治24)年に狩川村役場として建設され、1979(昭和54)年まで旧立川町役場庁舎として使用されました。現在は「庄内町歴史民俗資料館」として、地域のくらしの歴史を伝える資料を展示しています。(現在は休館中)この建物には、庄内町清川にあった大庄屋斎藤家の御居間の一部が、1982年に解体されて移築保存されています。
北館神社
庄内町歴史民俗資料館の奥になる北館神社を参拝しました。御祭神は北館大学利助、創建は1778(安永7)年です。
狩川駅の基本情報
狩川駅
住所:山形県東田川郡庄内町狩川今岡112番地