快速ひなび錦秋湖 乗車記 パノラミックな車窓に広がる錦秋湖と県境越えを楽しむ!
今回は2025年8月16日と17日に北上線で運行された「快速ひなび錦秋湖」に乗車しました。
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ひなび錦秋湖のダイヤ
横手行き9729Dは北上駅を11:11に出発して、途中ほっとゆだ駅に停車(11:58出発)終点の横手駅に12:26到着。一方北上行き9730Dは、横手駅を15:13に出発して、途中ほっとゆだ駅に停車(15:43出発)終点の北上駅に16:22到着。
北上駅にて
乗車した17日は快晴の北上。出発の1時間前に駅到着しました。待合室で過ごそうかと思いましたが、はやる気持ちが勝って改札を通って0番ホームへ。
ここで小さなお子さんを連れたお母さんに遭遇します。ちょうど通りかかった駅員さんへお母さんが「ひなびは何時に来ますか?」と質問。駅員さん「11:02頃ですね」
と会話を耳にしました。そこに鉄道ファンと思しきグループ到着。撮り鉄かな?
向かいのホームを出発する列車を見送ったり、時刻表のページをめくっているうちに到着を告げる音楽が流れます。気づけば収音マイクを使うグループ。あっ!音哲さんでしたが。花巻方面から姿を現したひなび。ゆっくりと入線してくる様子を撮影しました。
到着してドアが開くと、ホームの乗客は一斉に車内へ。私も後に続きました。
ひなび錦秋湖の編成
ひなびは二両編成で、進行方向から2号車(普通車指定席)
1号車(グリーン車指定席)
今回は普通車指定席に乗車します。
こちらは通路を挟んで2-2の座席配置。シートは少し高い位置に設置されているので、大きな窓から外の景色が広く見えます。
北上~横手の車窓
列車は駅員さんや先ほどの親子に見送られて、定刻に北上駅を出発。2号車の車内は10名ぐらい乗車。ここで車内放送が流れます。到着駅の案内に続き、記念スタンプを押すので希望者は申し出て欲しいとのこと。席のそばを通られた際に、お願いして切符に押してもらいました。
列車は花巻方面へ向かって走り、東北本線から分かれて左へカーブ。住宅地と田んぼの中を進みます。途中、サギが列車と並んで飛ぶシーンも。
ホームセンターやドラックストア等ロードサイド店舗が少し先に見えます。また防風林に囲まれた家屋も点在。大きな工場が隣接する藤根駅を11:20頃徐行で通過。川を渡ってのぼり勾配になります。ダムが見えて、廃校、一面緑。岩沢駅11:30頃スピードダウンして通過。
11:32和賀仙人駅に到着しました。ここで3730D上り列車と行き違いの為、6分間停車します。駅前の大きなお屋敷が見えました。到着した列車は2両編成でほぼ席が埋まっていました。ここからトンネルが続く区間を走行します。ゆだ錦秋湖11:49頃通過すれば、「ひなび」の本領発揮、車窓に錦秋湖が広がるようになります。
ほっとゆだ駅に到着。ここでおふたり下車しました。ここから先は県境に向けてのぼり勾配を進みます。
植林された若い杉が見え、秋田県に入って最初の駅・黒沢を12:08頃通過。12:13頃小松川駅通過、新しい住宅が目に付きます。大きな校舎の山内小学校の近くを過ぎると、徐行して相野々駅を通過。この駅は線路がカーブ上にあります。横手市街地に入り、踏切の向こうに羽後交通の車庫が見えて右へカーブ。
奥羽本線と合流して横手駅3番ホームに入線しました。
横手駅にて
ホームでは駅員さんの出迎えを受けます。手売りされていたエコバック(1,000円)を旅の記念に購入しました。
ひなび錦秋湖の楽しみ
ひなびの軽快な走りと車窓に広がる錦秋湖を楽しむことができます。ほっとゆだ駅で下車して温泉にじっくり浸かるのもいいですね。