Steams(スチームス)台東区駒形でランチ!台湾麺線と蒸しパン・蒸し野菜のセット
今回お邪魔したのは、台東区駒形にある「Steams(スチームス)」さん。台湾麺線が食べたくなってやって来ました。そして、日ごろから不足気味の野菜もたっぷりいただけそうです。
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Steams(スチームス)の行き方
Steams(スチームス)さんの最寄り駅は、都営地下鉄浅草線の浅草駅。A1出口から地上に出て、江戸通りを蔵前方面に歩きます。アパホテル浅草駅前さんの横にある路地を入って、一つ目の交差点を過ぎて少し歩くと左手にお店の看板が見えてきました。
東京メトロ銀座線の浅草駅や東武浅草駅も、江戸通りから先は同じルートで行くことができます。また都営バスでは、東42-1、42-2系統が停車する駒形橋バス停が最寄り。
Steams(スチームス)の店内
店先の看板でメニューをチェックして店内へ。まず手指の消毒を済ませたところで、お店の方に声をかけていただき、奥の席に座りました。時間は平日・水曜の午後1時過ぎ。ランチタイムも後半に入った時間帯とあってか、先客は近くにお勤めとおぼしき方おひとり。私的には、ひとりごはんのハードルが下がってホッとします。
座っている場所の隣りが厨房。お店の方はおふたりで切り盛りされていました。
Steams(スチームス)のメニュー
席に置かれたメニューを見ます。トップに紹介されているのが、お目当ての大腸麺線(台湾麺線)。サイズごとに(Mサイズ:550円、Sサイズ:400円、Lサイズ:700円)となっています。
続いてセットメニュー。麺線と蒸しパン、蒸し野菜のセット(1000円)があり、「麺線Sセット」は蒸しパン2個、麺線はSサイズ、「麺線Mセット」は蒸しパン2個、麺線はMサイズという違いで、蒸し野菜は共通。他に蒸し野菜と蒸しパン2個の「蒸籠セット(750円)」などがあります。
麺線Sセット
今回は大好物の蒸しパンに惹かれて、麺線Sセットをオーダーしました。付いてくる飲み物は紅茶で。
まずは大腸麺線からいただきます!パクチーをネギに変えることができるそうですが、ここはパクチーありで。
カツオ出汁が効いたトロトロスープと麺をレンゲですくって啜る。うまい!台湾で食べたあの味と同じだ。テーブルに置いてある4種類の調味料(黒酢や揚玉葱、山椒辣醤、エビのBBQ醤)でアレンジもできます。
続いて蒸しパン。ふっくらふわふわ、でもモチっとした食感もあって麺線にも合います。
そして、私がハマったのは蒸し野菜。つけて食べる、特製のマヨネーズがいいんです。この美味しさだったら、いくらでも野菜を食べれそうです。
Steams(スチームス)お店の方にミニインタビュー
お店の方に麺線との出会いについて訊ねたところ、台湾好きが高じて…というストリートを想像していたのですが、意外にも「香港で食べた麺線」の味に魅せられたとのこと。そして麺線の本場が台湾であると知り、台北・西門町の人気店「阿宗麺線」など色々食べ歩きを重ねた経験が、今お店で提供されている麺線に活かされています。
この後、話題は麺線のルーツについて。私の実家がある兵庫県には、麺線によく似た「ばち汁」という郷土料理があります。ちなみに「ばち」とは特産品の揖保乃糸を作る際にできる切れ端のこと。その形が三味線を弾く際に使う「撥(バチ) 」に似ていることから、そう呼ばれるようになったそうです。その作り方はとても簡単。まず削り節でだしを取って、人参や大根などお味噌汁の具材と一緒に火にかけます。続いて「ばち」と薄口醬油を入れてひと煮立ちさせて完成。
このばち汁と麺線が繋がっていたら面白いなぁ…って思っていることに触れたのですが、実はお店の方もお客様と話題になったことがあったそうです。その時は日本統治時代に台湾へ渡った関西又は九州の方が伝えたのではないか…と一応結論が出たのだとか。機会があれば、調べてみたいですね。
Steams(スチームス)からの帰り道
食事をいただいている際、ご常連さんが来店。お店の方とアレコレ話をされているのが聞こえてきます。緊急事態宣言が解除されてからの浅草界隈の飲食店さんの様子、ロケ地になったお店のこと、コーヒーや紅茶に関すること等々。そんなお話を横目に完食。ご馳走様でした。
Steams(スチームス)の基本情報
Steams(スチームス)
住所:東京都台東区駒形1-9-6-1F
https://steams.cafe/
https://www.instagram.com/steams.cafe/
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13257599/