羽二重団子 本店 日暮里の下町風情を感じながら店内で味わうだんごやもなか
今回は日暮里駅から5分くらい歩いた場所にある「羽二重団子 本店」さんを訪ねました。
Table of Contents
羽二重団子とは
きめが細かく、その様子がまるで羽二重のようだと賞されたことから名付けらた羽二重団子。当初は藤の木茶屋という名前だった商号も、いつしか羽二重団子と呼ばれるようになったそうです。
多くの文豪にも愛された羽二重団子。夏目漱石の「吾輩は猫である」や正岡子規の俳句「芋阪も団子も月のゆかりかな 子規」 にも登場します。
羽二重団子 本店のアクセス
羽二重団子さんの最寄り駅は、日暮里駅。東口から芋坂へ向かって歩いて行くと、徳川家ゆかりの善性寺さんの向かいに「羽二重団子 本店」さんはあります。ちなみに日暮里駅東口ロータリーには、羽二重団子さんの日暮里駅前のお店もあります。
善性寺
案内板によると、善性寺の開創は長享元年(1487年)と伝えられています。寛文四年(1664年)に六代将軍・徳川家宣の生母長昌院(ちょうしょういん)が葬られて以来、徳川家ゆかりの寺になりました。
屋根の両サイドで黄金に輝く鴟尾(しび)を眺めた後、お参りを済ませて羽二重団子さんへ向かいました。
羽二重団子 本店の店内
お店は2019年リニューアル。真新しい姿で「羽二重」と染め抜かれた暖簾と共に迎えてくれます。
暖房がよく効いた店内へ入ると、ゆったりとしたピアノの曲が流れていました。まず、お店の歴史を伝える写真パネルや展示物を見学します。
入口で手指の消毒とお店の方による検温を済ませて、席へ向かいます。
カウンター席には間仕切りのパネルが設置され、テーブル席も間隔を空けて座るように案内されていました。ひとりでお越しの際にオススメの席は、右手奥の角のテーブル席。一人掛けで、ガラス越しに先ほど見た善性寺を見ながら羽二重団子をいただくことができます。
餡だんごと焼きだんご
お店の方に「餡だんごと焼きだんご各一本と煎茶付き(560円+税)」をオーダー。テーブル席でいただくことに。席に座ると、テーブルにお団子の形にくり抜かれた装飾が施されていることに気づきます。
ガラス越しに景色やそばを通る人々を眺めながら、餡たっぷりの餡だんごと生醤油とおこげが香ばしい焼きだんごをいただきました。程よい甘さもいい感じです。さらに絶妙なタイミングでお店の方がお茶のおかわりを勧めていただき、いいなぁ…としみじみ。
漱石セット
焼き団子と漱石もなかを一度に味わうことができる「漱石セット」。もち米でできた皮は食べる際にパリパリと音が店内に心地よく響きます。
中には、こしあんに包まれたお餅をしずくに見立てた「しずくあん」が3粒入っています。
忙しい時間の合間でしたが、しばしまったりしたひとときを過ごすことができました。いつもとは違う、落ち着いた雰囲気の東京を歩いてみませんか。
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羽二重団子 本店の基本情報
住所:東京都荒川区東日暮里5丁目54−3
https://habutae.jp/