台北賓館 華麗な館内装飾と日本式庭園 一般開放日に参観
今回は月に1度の一般開放日に見学することができる「台北賓館」へ行ってきました。
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台北賓館の行き方
台北メトロ淡水信義線の台大醫院駅で下車して地上へあがると、ニニ八和平公園があります。その向かい側にあるのが、台北賓館です。
台北賓館とは
台北賓館は日本人建築家・福田東吾と野村一郎により設計され、日本統治時代の1901年に台湾総督官邸として完成しました。その後、白蟻の害にあって改築工事が始まり、1913年に現在の外観になります。普段は迎賓館として利用されている為、中に入ることができませんが、月に1回程度一般に公開されています。
台北賓館を見学
門の中に入ると、広々としたアプローチが建物へと続いています。よく手入れされた庭園に色鮮やかなは花が咲き誇り、来場する人々を迎えてくれるようです。
建物入口付近にパンフレットが用意されていますので、館内をめぐる順番を下調べしてから見学をスタートされることをオススメします(華語・日本語・英語)
係りの人の案内で二階から見ていきました。階段をあがりきったところにあるのが、1952年4月28に日本と中華民国両政府が調印した「日華条約」の模様を再現していた彫像。タイムスリップして歴史の舞台に足を踏み入れた気分になります。
各部屋を見ていくと、それぞれ設えられた暖炉やシャンデリアといった装飾が異なっていることがよく分かります。これらの多くがイギリスから輸入されたそうです。
第二起居室
早餐室
天皇からの勅書が保存されていた装飾箱
入口と反対側には日本庭園があります。
周りを行き交う車の騒音がほとんど聞こえない別世界。こちらもゆっくりと観ていきましょう。
台北賓館の基本情報
住所:台北市中正區凱達格蘭大道一号
一般公開日のスケジュールはホームページで確認
ホームページ:https://www.mofa.gov.tw/tgh/default.html