高雄LRT(ライトレール・高雄輕軌)に乗って港町 高雄の港湾をめぐる旅
台湾第二の都市・高雄で今年2017年9月に正式開業した、高雄LRT(ライトレール・高雄輕軌)に乗車して、港町を感じる旅を楽しみました。
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高雄LRT(ライトレール・高雄輕軌)とは
2017年9月に第1期区間である、哈瑪星駅~籬仔内駅8.7kmが正式開業。沿岸部の再開発と街づくり、鉄道建設が一体で行われました。また、道路と走行部分を見分ける意味もあってか、軌道が緑化さているのも大きな特徴。おもわず目を惹きます。
高雄LRT(ライトレール・高雄輕軌)の車両
車両はスペイン製の4両編成。外観は広島電鉄(ひろでん)のグリーンムーバーマックスに似ているのかな?といった感じです。一番の違いは「駅にだけ架線があって充電、走行中はその電力を使って走る」ことでしょうか。
高雄LRT(ライトレール)利用できるICカード
運賃は一律30台湾ドル。ICカードを使用すると、2018年2月末まで10台湾ドルに割引中。現在利用できるICカードはiPASS(一卡通)とHappyCashのみ。悠遊カードは今のところ使用できないのでご注意を。 ICカードをお持ちでない場合は、券売機を利用してください。
高雄LRT(ライトレール)乗車方法
乗車の際にICカードを駅ホーム又は、電車内に設置されたカードリーダーにタッチします。降車時のタッチは不要。(運賃徴収が始まった2017年11月現在)
高雄LRT(ライトレール)の車窓を楽しむ 哈瑪星駅~前鎮之星駅
出発は哈瑪星駅。高雄MRTの西子湾駅を降りて、2番出口から地上にあがります。出たところに打狗鐵道故事館のそばにある連絡路を進むと駅と車両が見えてきました。
カンカンカンっと独特な警笛を鳴らして出発。カーブが続くので、ゆっくりと走りました。進行方向に向かって左手はアートな倉庫群・駁二芸術特区、右手には高雄港が続きます。真愛碼頭は紅一点の高架駅。愛河を渡って徐々に下って地上へおりたら、左手に漢神百貨店、続いて、まるでロボットのような高雄85ビルが見えてきます。
高雄展覧館駅、大きな観覧車があるショッピングセンター夢時代を過ぎると、高雄MRT紅線凱撒駅との接続駅・前鎮之星駅に到着しました。
高雄LRT(ライトレール)沿線の観光スポット・最寄り駅
・打狗鐵道故事館・鼓山エリア(哈瑪星駅)
・駁二芸術特区・香蕉碼頭(駁二蓬莱駅)
・愛河(真愛碼頭駅)
・光栄碼頭(光栄碼頭駅)
・高雄85ビル(高雄博覧館)
・夢時代(夢時代駅)
なお、現在進行中の二次工事が2019年に完成すると、全37駅・22.1kmの環状線(ループライン)になります。
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