庄内交通 鼠ヶ関駅前から平沢まで 202系統 路線バス乗車記
今回は、庄内交通さんの温海営業所と平沢を結ぶ、202系統の路線バスを利用しました。乗車した区間は、鼠ヶ関駅前から平沢まで。車窓から見えた景色と、下車した終点・平沢で街歩きした模様をレポートします。
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鼠ヶ関駅前からイオンタウンあつみへ
鼠ヶ関駅前を9:42に出発。乗客は鼠ヶ関から乗車した私ひとりを含めて計6名。バスは山形県と新潟県の県境にある、伊呉野バス停を通過して新潟県へ。国道7号線に出てからクルっと方向を変えて、羽越本線を陸橋でクロス、車窓から日本海を眺めて山形県へ戻りました。
ほどなくして、イオンタウンあつみに到着。ここで5名下車され、3名乗車。いずれも買い物の為に利用されている方々で、このバスが沿線の皆さんの大切な生活路線になっていることがよく分かります。
イオンタウンあつみから小名部へ
イオンタウンあつみを出発したバスは、鼠ヶ関川の上流へ向かって走ります。しばらくバス停はなく、5分ほど走って鍋倉を通過。このあたりでは大きな集落・小名部へ。と、ここで「日本国の里」という気になる標注が目に入りました。あとで調べたところ、山形県鶴岡市小名部と新潟県村上市小俣に跨る、標高555mの「日本国」と呼ばれている山があること。これは、是非次回下車して歩きたいなって思いました。次の小名部神社前でおひとり下車。
小名部から平沢へ
両サイドの山々と田んぼ、鼠ヶ関川を眺めながめているうちに、バスは終点・平沢バス停に到着しました。ここで私を含めて3人下車。
ここまで乗車してきたバスが、温海営業所行きとして折り返すまで、約40分ほど散策。周りは白川郷のような雰囲気があって、川を流れる水のせせらぎと澄んだ空気に癒されました。
この先、道は関川方面へ伸びているのですが、私が訪れた時は冬季閉鎖通行止め。(この後、あつみ温泉駅まで戻って、別ルートで関川へ向かう203系統の路線バスに乗り換えました。)
最近、日本国内の秘境を紹介する番組が人気ですが、庄内交通さんの路線バスでふらっと立ち寄った集落で、思いもしない出会いがありました。