南陽市 なんようしのラーメン 食べ歩き
初雪が降る山形県南陽市にやって来ました。街の玄関・JR赤湯駅に降り立つと、出迎えてくれるのが、南陽市のラーメンをPRする横断幕。味噌、醤油、塩など味わいのバリエーションが多彩なのが、なんようしのラーメンの特徴。今日はどのラーメン屋さんで食べようか迷いますね。
Table of Contents
なんようしのラーメン
駅構内にある観光案内所で、南陽市役所ラーメン課 P&R プロジェクト実行委員会(南陽市みらい戦略課企画調整係)さんが作成された「なんようしのラーメン」という冊子をいただきました。ここには先ほど紹介した横断幕に描かれたラーメンを提供されるお店など33店が掲載(一部はマップのみ掲載)食べ歩きのバイブルになります。
なんようしのラーメン食べ歩き方
JR赤湯駅からラーメン店が集まる赤湯地区へはバス等の公共交通機関がないため、徒歩か駅前停車されているタクシーを利用します。また宮内地区には、赤湯駅から山形鉄道フラワー長井線に乗車して宮内駅へ。漆山地区はおりはた駅、梨郷地区は梨郷駅が最寄り駅です。その他の地区は赤湯地区同様タクシーか徒歩で。
なんようしのラーメン食べ歩き 糸柳
赤湯駅から約20分県道156号線を歩き、交差点を左に曲がります。すぐ見える南陽郵便局の向かい側に糸柳さんはあります。
糸柳の店内
通りから暖簾をくぐってお店の中へ。左手にレジと厨房、カウンター席、奥に座敷席が見えます。私が訪れた時は、ご家族が二組。天ざるや鴨せいろをお召し上がりの様子。お蕎麦も美味しいお店なのですが、今回は鳥中華をいただきました。
糸柳の鳥中華
目の前に運ばれてきた鳥中華(700円)。まずは定番のスープをひと啜りします。カツオ節と鶏ガラをブレンド、冷えたあっさり味が喉を駆け抜けました。
夏なら塩分補給にもってこいなのかも。具材は鶏肉ときゅうり、ネギ、そしてお蕎麦屋さんらしく揚げ玉が加わっています。よかったらラー油もどうぞって言ってもらったのですが、オリジナルの味わいに感激して加えず完食。ごちそう様でした。
糸柳の基本情報
住所:山形県南陽市二色根7-29
営業時間 11:30-14:00/18:00-23:00 ※不定休
駐車場:あり
なんようしのラーメン食べ歩き 手造り麺ふたば
赤湯駅から米沢方面へ南下、県道102号線を歩き、十字路を右に曲がります。ちょっと辿りつくのか不安になりかけた時に到着した「手造り麺ふたば」さん。国道399号線と合流する手前でした。
手造り麺ふたばの店内
純和風店舗の入口にかかった家紋入り濃紺の暖簾をくぐって中へ。右手にレジと厨房、左手にカウンター席、テーブル席、奥にお座敷席が見えます。通されたカウンター席は、母息子ペアとジャージ姿にスポーツ新聞を手にしたおじさんの間。ご近所さんにも人気なんですね。
手造り麺ふたばのラーメン
この日の食べ歩き2軒目とあり、ベーシックにラーメン(550円+税)をいただきました。
着丼後、さっそくスープをひと啜り。醤油ベースのあっさり味。麺は屋号にある通り、手打ちの縮れ麺。そう、この麺の味わう為にこのスープありなんだろうなと思いました。具材は他にチャーシュー2枚に海苔、メンマ、ネギがのります。私が食べ終わる前に、先ほどのおじさんはさっと席を立ってレジへ。この心地よいスピード感がマイペースか。
手造り麺ふたばの基本情報
住所:山形県南陽市長岡632-7
営業時間 11:00-15:00/17:00-売切れ次第終了 ※火曜定休(祝日の際は翌日)
駐車場:あり
なんようしのラーメン食べ歩き 龍上海赤湯本店
赤湯駅から県道156号線を歩くこと約20分。県道246号線と合流する三叉路を左へ曲がって少し戻るような形で進むと、お店が見えてきます。
龍上海赤湯本店の店内
龍上海赤湯本店は言わずと知れた辛味噌ラーメン元祖のお店です。開店前にやって来たのですが、すでに入店を待つ長い人の列ができていました。お店の人が先に写真付きのメニューを持って、注文を聞きに来られます。待つことおよそ40分で店内へ。丸テーブル席やカウンター席が並びます。右の奥に厨房が見えました。カウンター席についてから更に10分ほど待つことに。
龍上海赤湯本店の赤湯からみそラーメン
今回は初めてとあり「赤湯からみそラーメン(830円)」をオーダーしました。まずはスープを啜ります。青海苔の風味と濃厚な味わいです。ちょっと辛味噌を溶いてひと啜りすると、味わいが一変。汗がじわっと感じる辛さになりました。そして、太めの縮れ麺にスープがよく絡みます。スープを飛ばさないように気をつけながら完食しました。
龍上海赤湯本店の基本情報
住所:山形縣南陽市二色根6-18
営業時間 11:30-19:00 ※水曜 年末年始定休
駐車場:あり
なんようしのラーメン食べ歩き 麺や兼蔵
JR赤湯駅から歩くこと約20分で到着。お店は県道156号線沿いにあります。
麺や兼蔵の店内
お店に入ったら、まず右手奥にある券売機で食券を購入。そばにある厨房で渡してオーダー完了。店内は左手壁に沿ってカウンター席、奥が厨房、中央から右手にテーブル席が並びます。今回はカウンター席を利用しました。
麺や兼蔵のW貝だし塩ラーメン
セルフサービスのお冷で喉を潤しているうちにラーメンが着丼。今回オーダーしたのは、W貝だし塩ラーメン(750円)
まずはスープをひと啜り。これは私が今まで味わったことがない、超ナチュラルな塩味です。あさりの出汁も効いているのか。たまに磯の香りが強すぎるな…と思うラーメンに出会うこともあるのですが、こちらは自然体。続いて麺をツルツル。唇を滑るように駆け抜けました。もちもちの歯ごたえとコシは独特。使われているのは、スパゲッティに使われるドムラギ粉。なるほど、だからこの仕上がりになるんですね。真ん中にデンとのっかっているのが、炙りロースにバラ肉のしょうが漬け。異なる2枚のチャーシューを味わってから、また麺をツルツル。途中レンゲですくった玉ねぎがアクセントになりました。
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麺や兼蔵の基本情報
住所:山形県南陽市赤湯823-4
営業時間 11:00-15:00 ※火曜日定休
駐車場:あり