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【庄内町】亀ノ尾の里資料館 米作りに情熱を捧げた篤農家達のヒストリーを学ぶ

今回は庄内町で取り組まれてきた、米の品種改良や農機具の進化の歴史を学ぶことができる「亀ノ尾の里資料館」を訪ねました。

亀ノ尾の里資料館のアクセス

亀ノ尾の里資料館さんの最寄り駅は、陸羽西線の南野駅

駅のそばを通る道を線路に沿って余目方面へ歩き、最初の踏切を渡ります。突き当たった三叉路を右へ曲がり、次の余目町南野の信号を左へ入って進むと、国道47号線を横断する地下道が見えてきました。

地下道で反対側へ出て少し歩くと、「亀ノ尾の里資料館」が入る余目第四公民館に到着します。

また、余目駅~狩川駅前~清川駅前~北月山荘(冬季は瀬場まで)を運行されている、庄内町営バスを利用する方法もあり。その際は、第四公民館停留所で下車します。

車を利用される場合は、国道47号線と県道346号線の交差点近く。(看板あり)

亀ノ尾の里資料館の展示

亀ノ尾の里資料館さんの展示は、稲作に用いる農機具改良や稲の品種改良に取り組んだ、庄内の篤農家達の情熱のヒストリーを学ぶことができます。

農機具の改良の歴史

潮干狩りで使う熊手に似た形をした「雁爪(がんづめ)」。田んぼを掘り返して、除草や通気性と水の通りを高める中耕する道具です。爪の本数や形状に違いがあり、その進化は今でいえば、グッドデザイン賞を獲得しそうな雁爪は見ごたえがあります。

亀ノ尾誕生ものがたり

冷害の大きな被害が出た1893(明治26)年。篤農家・阿部亀治さんが庄内町肝煎にある「熊谷神社」に参拝した際、神社近くの田に植えられてた「惣兵衛早生(冷立稲)」の中に、倒れず稲穂を実らせている3本の稲を見つけました。これを持ち帰り、種子として品種改良を重ねて誕生したのが「亀ノ尾」です。

亀ノ尾は日本三大悪風と言われる「清川だし」の強風にも耐え、病気や冷害にも強い品種。亀の尾は冷害に悩まされていた東北や新潟、北陸地方に広がったようです。
そのことは品種改良の歴史からも知ることが出来ます。

品種改良の歴史

美味しいお米のルーツ・不朽の名品種「亀の尾」から「つや姫」へと受け継がれていった系譜が展示。これを見ると、コシヒカリ(福井県)やササニシキ・ひとめぼれ(宮城県)、あきたこまち(秋田県)の名前を観ることが出来ます。

ずらっと一堂に展示されている稲を見ていると、茎の太さや稲穂の付き方、根の様子などに違いがあることが分かります。

清河八郎展 潜中紀事から見る改革への道

亀ノ尾の里資料館さんでは、2021年12月17日から2022年2月13日まで、企画展「清河八郎展-潜中紀事から見る改革への道」を開催。維新の魁・清河八郎さんが勤王の士を募って東北~九州を遊説した様子を展示を通して知ることができます。今と違い移動手段が限られた幕末。日本各地を駆け回り、仲間を集めようとした熱意を感じました。

清河八郎さん本人がこの時のことを記録した三冊、「潜中紀略」「潜中紀事」「潜中始末」が展示されています。その肉筆や書かれている内容から、当時の様子や人柄をじっくり読み解いてみてください。

亀ノ尾の里資料館の基本情報

庄内町余目第四公民館・亀ノ尾の里資料館
住所:山形県東田川郡庄内町南野字十八軒21-1
https://www.wagounosato.jp/shiryokan

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