山形県西村山郡河北町谷地 名物かほく冷たい肉そばを食べ歩き前編 一寸亭本店さん
深夜ラジオで山形県出身のシンガーソングライター・朝倉さやさんが、山形県のオススメランキングベスト3を紹介されているのを聴いていました。世界一のクラゲ水族館・鶴岡市立加茂水族館、山形特産のサクランボと合わせてランクインしたのが、冷たい肉そば。山形県西村山郡新北町谷地にお店が集っているとのこと。この後、雑誌POPEYEの特集でも採りあげられており、気になってきました。ちょうど夏季の青春18きっぷのシーズンに入った、ご当地・山形県河北町を訪ねました。
河北町へのルートとして最初に検討したのが、山形新幹線・さくらんぼ東根駅から路線バス利用でした。しかし、訪ねる土休日は減便されておりダメ。できるだけ青春18きっぷで行ける案を考えた結果、左沢線寒河江駅から路線バスを利用することにしました。
降り立ったバス停は谷地。お昼どきを狙ってきたのですが、失敗したかな?と思わせる、うだるような暑さ…汗が一気に吹き出してきました。負けたらあかん。スマートフォンの地図アプリの案内に従って歩きます。街並みには、紅花をはじめとする農産物の集積地だった頃を偲ばせる、大きな土蔵を持つお屋敷、堀を流れる水の音…風情を楽しみながらたどり着いたのが「一寸亭(ちょっとてい)本店」さん。
大正5年創業の超人気店とあって、店の前に長いお待ちの列ができていました。また続々と車がやって来ます。この後、もう一軒寄る予定なので、あまり時間がかかっては…と不安になったのですが、回転が早くて、名簿に名前を記入してから15分程で店内へ入ることができました。テーブル席の他、カウンター席もあるので、おひとりさまでも気がねすることなく味わうことができます。注文を済ませて様子を見ていると、雑誌でお顔を拝見したご主人も自らそばを運んでいらっしゃいました。ほどなくして↓
待ってました!肉そば(700円)ではでは、早速いただきます!まずは“冷たい汁”をひとくちすすってみます。想像していた冷たさ…とは違って冷めたというか常温というか…普段そうめんを麺つゆに氷を浮かべずにいただいているような感じかな…でも、味わいは、この透明度にしてこのコク深さよ…柔らかい鶏肉を口にして、麺をツルツルツル…おーこの喉ごしの軽快感…ムフフ、意外性の連続とはこのことを言わずしてなんという。ひとりほくそ笑む私…誰も気づいてないよなぁって思いながら、さらりとと完食しました。ご馳走さまでした。
一寸亭本店
住所:山形県西村山郡河北町谷地所岡2-11-2
電話番号:0237-72-3733
営業時間 11:00-15:00,17:00-19:00 土日祝 11:00-19:00 ※水曜定休
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