日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」 東京国立博物館 平成館 見学指南
本日やって来たのは「東京国立博物館」平成館。2017年8月27日まで開催されている「日タイ修好130周年記念特別展」をこれから見学します。連休2日目は薄曇りとは言え、朝から気温がぐんぐん上昇。JR上野駅公園口から外へ出た時点で、早くも汗がジワリと皮膚の上に湧き出ていました。別の日にすれば良かったかな…と思いつつ、大勢の人々で賑わう上野恩賜公園の中へ。竹の台広場で開催されていた、グリーンフードフェスタ2017を横目に到着。
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音声ガイドにはタイ仏像大使のおふたりが登場!
2階会場入口で音声ガイド(520円)をレンタル。蛇の神ナーガの上にのった仏陀坐像から見学して行きます。 改めて気づくことは、目を閉じておられるだけでなく、薄っすら伏し目がちにこちらを見られていたり、限りなく無表情であったり、やや口角を上げて微笑んでおられるようであったり、と仏陀は色々な表情を見せておられること。
また、みうらじゅんさんいとうせいこうさんのイヤホンガイドを聴きながら見た「仏陀遊行像」これはかなり印象的。忘れません!微笑みのウォーキングブッダ。これぞナイスなネーミングセンス。
特別展で撮影可能なエリアは?
特別展の展示エリアは撮影不可。唯一、ワット・スタットの巨大な高さ約5mの扉、「ラーマ2世王作の大扉」がある一画だけは許可されています。約40種類の動植物等、高度な技術・細かな浮き彫りで作成。現世と極楽浄土の融合を表現されています。一説によると、自ら作成した王は、用いた道具を川に捨てさせ、次世代を生きる人々へ過去にこだわらない独自の能力を養うことを教えているのだとか。ちょうど先週バンコクで訪れたところだったので、ちょっとした運命を感じて、テンションあがってました。きっかけは、タイ観光大使に就任した、乃木坂46の西野七瀬さんと高山一実さんが訪れていた写真。暑い中でしたが充実した時間でした。そんな思い出に浸りつつ。
ミュージアムショップでオススメは?
バンコクのワットプラケオを紹介する画像で見かける鬼の神ヤックをはじめ、猿の神モックといった動物の神が登場。見ていて楽しくなります。ラタナコーシン時代の「仏伝図箔絵教棚」に描かれたそれらの神々に、どこかユーモアを感じています。また像も重要な役割を果たしており、背に三体の仏像を乗せた「騎象仏陀三尊銀像」 も私はオススメ。この2つは特に気に入ったので、ミュージアムショップでポストカード(1枚150円)を購入。皆さんも見学の思い出にいかがですか?
特別展の見学前に訪ねたい東洋館
会場を出た後は、東洋館へ。ここの地下にはクメールの彫刻や東南アジアの金銅像が展示されています。私は後になってしまいましたが、特別展見学前のイントロダクションにオススメです。
日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」 を見学した後は、是非タイで人々の信仰を集める寺院を訪ねませんか?
東京国立博物館メモ
日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」
東京国立博物館 平成館
2017年7月04日(火)から2017年8月27日(日)まで
2017年8月01日(火)から一部展示替え予定