都営バス 臨海28-1系統 一之江駅前から葛西臨海公園駅前まで乗車記
今回は葛西臨海公園へ向かいます。自宅最寄り駅からだと、東京駅乗り換えの京葉線利用が最短ルート…なんですが、「都営まるごときっぷ(700円)」で割安に行けるルートを考えた結果、都営浅草線・東日本橋駅で都営新宿線に乗り換えて一之江駅で下車後、都営バス・臨海28-1系統葛西臨海公園駅前行きに乗車することにしました。
一之江駅のバス乗り場は、環七通り沿いと今井街道沿いの二カ所に分かれています。地下鉄を降りてA1が環七通り(青戸方面)、A3出口が環七通り(葛西方面)と今井街道となっており、臨海28-1系統はA3出口から近い7番のりばから出発。最初「環七」しか頭になかったので、誤って環七を挟んで反対側・A1出口へ出てしまい…戻ってくるまで少々時間をロスしてしまいました。ただ、臨海28-1系統は日中でも12-15分毎に便が運行されているので、それほど焦ることもなかったのですが。
バス停で待っていたのは、スーツ姿の学生さん(持ち物から推測)やおじさん、買い物袋を提げたおばあさん等々。程よく席が埋まって出発します。
古川親水公園(江戸川六丁目)バス停の近くに「ドトール珈琲農園 江戸川店」。そこに珈琲農園があるわけではないけど、美味しいコーヒーが飲みたくなりました。そして、バス停の親水公園。都営バスで江戸川区を旅していると、よく耳にする「親水公園」。川の流れ(水)に親しむ公園…というところでしょうかね。ちなみにバス停近くを通る「古川親水公園」は、日本初の親水公園だそうです。
あれ?なんだ?と思ったのは、環七から少し先にチラッと見えた大きな搭。日蓮宗本覚山 妙勝寺の「霊廟」でした。葛西駅前でお客さんの大半が入れ替わり。
大勢のお客さんが乗車された、総合レクリエーション公園前バス停。またもや「公園」。総合レクリエーション公園は旧江戸川沿いの「なぎさ公園」から西葛西駅まで連なる幾つかの公園・広場の総称のようです。江戸川区、公園多いなぁ(個人の見解)。そう思っていたら、終点の葛西臨海公園も「公園」だ…。
そのせいか、車内は小さなお子さんをお連れのお母さんが三組。皆さん目的地は同じみたい。春休みにしては早い気もするけど。
首都高湾岸線の高架橋をくぐり抜けて、到着直前。葛西臨海公園の駐車場「閉鎖」の看板が視界に入る…なるほど、だからこのバスだったのか。
荒川を挟んで「夢の島」、旧江戸川を挟んで「夢の国(東京ディズニーリゾート)」。ふたつの夢に挟まれた「葛西臨海公園」に到着しました。お子さん達が元気に駆け出していく様子を見ていると、コロナ禍の今が夢であってほしいとふと思ってしまうのでした。