銀座木村家本店 元祖酒種あんぱんとあんバター・無花果あんぱんをテイクアウト
土曜日夕方。会社がある新橋界隈から銀座へと猛然と早足で歩く私。18時半で閉まってしまうキャノンサービスセンター銀座さんへ愛カメラの修理を依頼したかったから。日曜がお休みなので、今日を逃すと来週まで来れず…再来週に出かける際には使いたかったので、必死のパッチ。そんな焦る私のことなんてつゆ知らず…といった感じで、両サイドの歩道には、大勢の人々が行き交い、前へ進むのが結構大変に…冷や汗ダラダラ…受付の番号札を取り出した時には、閉店15分前。やれやれです…
と、まぁ、そんな感じでやって来た帰りは、拍子抜けしたというか、余裕綽々。町の様子をキョロキョロ眺めながら戻ります。銀座四丁目交差点の手前で、見つけました!あーここかぁ!最近ほぼ毎日食べているくらいあんぱん好きの私の憧れのお店「銀座木村家本店」さん。明治2年に開業されたそうですから、140年以上の歴史を持つ老舗パン屋さんです。初代・木村安兵衛さんが試行錯誤の末に考案された「酒種あんぱん」が看板パン。酒種酵母菌という米と麹で培養された酵母菌が用いられています。ちなみに明治天皇に献上された酒種あんぱん・桜は、直営店舗で人気No. 1だそうです。
週末の疲れをどっぷり背負ったサラリーマン風の私が入るのは…って気後れしたのですが、そうそう来れる訳でもないから…と思い切って店内へ入ります。左手のショーケースにずらっと並ぶパン…どことなくパン屋さんというより、和菓子屋さんのような感じも。1個ずつ買うことができるので、気になった3種類を購入。今日の晩ご飯と明日の朝にいただくことに…
酒種あんぱん栗(税別180円)は、栗の甘露煮にバターが加わった和洋折衷な味わい。
無花果あんぱん(税別180円)は、紅一点、苺ジャムとも違う酸味がとても印象的。