西安北站発 中国高速鉄道 和諧号で行く三国志で名高い五丈原諸葛亮博物館
西安滞在中に日帰り旅行で向かったのは、陝西省宝鶏市岐山県にある五丈原諸葛亮博物館。五丈原で亡くなったと言われる蜀の宰相・諸葛亮孔明を祀る祠廟があります。最寄の岐山站まで中国版新幹線・高速鉄道を利用しました。
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中国鉄道の切符をシートリップで事前予約
今回初めて中国鉄道の切符をシートリップのサイトで事前予約。日本語表記で説明書き等されていて、サイトで簡単に手配することができました。
西安北站の窓口で当日切符を受取
旅の出発点・西安北站。余裕をみて、出発時刻の1時間前に到着しました。まず、駅構内の切符売り場を探します。受取に必要なのは、予約完了メールに記載されている受理番号(取票号)とパスポート。私は列車番号・区間なども書いたメモを一緒に窓口で提示して、無事切符を受け取ることができました。
待合エリアには、切符とパスポートのチェック、手荷物検査を受けないと入ることはできません。はやる気持ちを抑えながら、出発ホームを確認しました。1本前の列車に乗車される人々の列が、ホームへ続く自動改札口に続いていました。出発時間の10分前ぐらいにならないと、出札が始まらないようです。
和諧号 二等座の座席・設備・車内サービス
電光掲示板に出札開始の表示が出たところで、ホームへ降り立ちました。既に入線していた列車を早速撮影。あまり時間がないので、足早に車内へ。今回は二等座を利用します。
座席は、日本の新幹線と同じく通路を挟んで3-2席の配置。3人がけの窓側席に腰を下ろします。ちょっと前後の幅が窮屈かな?といった印象。足元には、充電用のコンセントがありました。
日本同様、携帯端末で座席販売状況が確認できるようで、通路を行き来する車掌さんから車内改札を受けることはありませんでした。中国の鉄道らしいなって思ったのは、カートで回る車内販売の他に、ポットを持った係の方からお湯のサービスがあったこと。
中国高速鉄道 西安北站〜岐山站の車窓
郊外にある西安北站を出発した列車は、長安大学が車窓に見えた頃から加速を始めます。高層マンションや工場が並ぶ咸陽市を過ぎ、田畑が目立つようになると、霧が出てきました。途中、楊陵南站に停車。全線高架なので安定した運行ができるんでしょうね。岐山站には、定刻の午前9時15分に到着しました。
岐山站からタクシーで五丈原へ
駅前には、ローカル路線バスとタクシー乗り場があり、今回は後者を利用。運転手さんに行き先を書いたメモを渡して出発しました。先ほど通ってきた高速鉄道の軌道下をくぐり抜け、五丈原の村に入ります。うねうね続く坂道を登り続け、駅から15分ほどで到着。
五丈原諸葛亮博物館を見学
真新しい事務所で入場券(35元)を購入して、入場ゲートへ。お土産物さんが並び、観光スポットとしてかなり整備が進んでいる模様。見晴らしのいい場所に出ると、眼下に関中平原が広がり、流れを挟んで蜀軍と魏軍が対峙した渭河を辛うじて確認することができました。
山門をくぐって境内へ。
諸葛亮が身につけていた衣冠が埋められていると言われる「諸葛亮衣冠塚」
武侯献殿や諸葛亮孔明像が祀られている「正殿」と見学して行きました。
他に北伐展・生平展とふたつの博物館エリア。諸葛亮が発明した木牛や流馬、連弩等の模型を見ることができます。
三国志についてはビギナーな私でしたが、充分見応えがありました。
五丈原諸葛亮博物館の基本情報
住所:陝西省宝鶏市岐山県五丈原
電話番号:0917-8566817
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