2019年10月5日に羽越本線にデビューした新観光列車「海里(かいり)」運行を始めたばかりとあってか、なかなか指定席を予約するのが厳しい状況。今回は辛うじて確保できた鶴岡駅~酒田駅で、短いながら乗り鉄旅を楽しみました。
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海里の運転区間
海里は新潟県新潟市のJR新潟駅と山形県酒田市のJR酒田駅を結びます。沿線には、笹川流れや鼠ヶ関など夕日の絶景ポイントやあつみ温泉や湯野浜温泉などの温泉地、村上や鶴岡などの城下町と見どころ数多く点在しています。
海里の車両編成
新観光列車「海里(かいり)」は4両編成。酒田寄りから1号車、2号車、3号車、4号車となります。1号車は座席主体の車両、2号車は4人がけコンパートメント車両、3号車は売店とイベントスペース、4号車はダイニング。このうち4号車は、びゅう等で食事とセットになった旅行商品で販売されています。
海里 1号車の座席
今回乗車した1号車は、2人がけのリクライニングシートを中心に30席。確保した1号車5番C席は、日本海側とは反対側でした。(窓側はD席。日本海側はAB席)この日はお子さんを連れたご家族やご夫婦の他、鉄道ファンと思しき方も多く乗車。鶴岡~酒田で、1号車は乗車率8割ぐらい。お試しで短区間でも乗車されたい方には、ねらい目かも知れません。
海里 1号車の展望スペース
運転席後方に展望スペースへ移動してみました。運転士さんの一挙一動が手に取るように見ることができます。また、目についたのは共用コンセントと窓側の手すり、そして眺望。
次回は鶴岡以南新潟方面へも乗車して、この大きな窓から日本海にしずむ夕陽を眺めてみたいと思います。
海里 鶴岡駅~酒田駅の車窓
発車時間の30分前に鶴岡駅に到着しました。お土産を購入した後、ホームへ。先に酒田へ向けて出発する、いなほ3号が入線。大勢のお客様が下車されました。続いて、待ちに待った海里の入線。はやる気持ちをおさえながら、車内へ入りました。
鶴岡駅を12:56に出発後、市街地を走り抜けて、毎年花火大会が催される赤川を渡ります。この後、少し左へカーブして針路を北へ。藤島駅、西袋駅と通過した後、右手から陸羽西線が合流して余目駅に停車しました。
余目駅を13:08に出発後、ほどなくして北余目駅を通過。この頃、展望スペースへ移動します。この区間のクライマックスである、北余目駅~砂越駅の第二最上川橋梁を通る際はここから見学しました。そういえば、この最上川が日本海へ注ぐ、庄内浜は夕陽の名所。海里が走る沿線には、夕陽スポットが多いなと感じました。
橋を渡った後は、やや西向きに針路を変えて東酒田駅を通過。
まもなく、終点・酒田駅に13:19に到着しました。
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