今回は鶴岡市鼠ヶ関にある「いかり食堂」さんを訪ねました。
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いかり食堂の行き方
いかり食堂さんの最寄り駅は、羽越本線の鼠ヶ関駅。駅を出たら、ロータリーから続く通りを海へ向かって歩きました。T字路の突き当た手前、右にチットモッシェシーサイド店さんがあり、その向かいが鮨処朝日屋さんです。ここで右へ曲がり、鼠ヶ関マリーナや「義経上陸の地」碑を見た後、人々がぞろぞろ出てきたお店・いかり食堂さんを見つけました。
建物には「船のいかり」をデザインした装飾も。
いかり食堂の店内
階段を上がって2階へ。店先に女性おふたりがお待ちでした。チラッと目があって軽く会釈。待つのかな…と思ったところで、店の方が出てきてくれました。「おふたりはカウンター席でもいいですか。」「(私に向かって)そちらは何名さまですか?」と続けて尋ねられました。私はひとりですが…と答えると、先のおふたりが座敷席、私がカウンター席へどうぞと言われて中へ。入口で指の消毒を済ませました。
入って右手は座敷席で左手奥にカウンター席、その向こうに厨房があります。お店は、ご夫婦と年配の女性3人で切り盛りされていました。ご家族なんでしょうね。鉄鍋がコンロの上で踊る軽快な音が聞こえてきます。雰囲気は街の中華屋さん。
いかり食堂のメニュー
メニューを見ると、ラーメンは、しょうゆらーめん(600円)やチャーシューメン(850円)、塩らーめん(700円)、味噌らーめん(750円)など。また台湾らーめんやサンラータンメンもあり。他に焼きそばやチャーハン、カニチャーハン、中華飯、特製餃子など。お客さん達の声を聞いていると、チャーハンや特製餃子、台湾ラーメンあたりが人気のようです。さて、どうしようかな。
ねぎラーメン
同じ値段のチャーシューメンと迷って、ねぎらーめん(850円)をオーダー。ネギだけかな?と思っていたら、着丼の際、刻みチャーシューがのっているのを見てガッツポーズ!この選択、大正解でした!まずはスープをひと啜り。意外にもあっさり醤油味。が、後半に辛さジワジワ。続いてネギと麺を啜ります。噛むと一気に口の中に広がるネギの辛さ、麺のふくよかな味わいがそれを中和してくれます。このローテーションを2回繰り返して慣れてきたら、さーどんどん食べていこう!
奥のお客さんからチャーハンの追加オーダーが入り、ネギの風味ムンムンの口の中の状態から、釣られて一緒に頼みたくなるところを抑えつつ、完食しました。ごちそうさまでした。
帰り、駅の待合室に貼ってあった雑誌のコピーを見ると、「孤独のグルメ」原作者・久住さんもいかり食堂さんで食事をされたそうです。
いかり食堂の基本情報
いかり食堂
住所: 山形県鶴岡市鼠ヶ関乙208−33
https://tabelog.com/yamagata/A0603/A060302/6002530/