2020年12月にオープンした「阿美パン」さんは、日本で10年修行された台湾出身の店長さんが営む台湾パン屋さん。現在入居されているビルの取り壊しが既に決まっている為、2025年までの4年間限定で営業されています。屋号は店長さんのお婆さんのお名前から名付けられたそうです。
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阿美パンの行き方
阿美パンさんの最寄り駅は、東急大井町線の荏原町駅。
荏原町商店街を横断した後、立会川緑道を少し歩くとお店に到着します。
阿美パンの店内
色々なパンがずらりと並んでるショーケースとレジ、その奥にはパン工房があります。
店員さんに台湾タロ芋パンの焼き上がり時間を確認すると、店長さんが顔をのぞかせてくれました。30分後に焼き上がりますよ…って。
台湾タロ芋パン
台湾タロ芋パン(260)円は、ふっくらでモチモチしたパンの中に、優しい甘さのタロ芋の餡。どこか懐かしく感じて、台湾ロスを補えた気がしました。
台湾メロンパン
外は噛み応えあり、厚めのしっとり甘い生地の中はふっくらした「台湾メロンパン(230円)」。
他のメロンパンのようにきれいな網目はないけれど、この自然な焼き上がりが“台湾”なのかなと思いました。
牛すじチーズカレーパン
牛すじチーズカレーパン(330円)香ばしいチーズと牛すじカレールーがガッチリコラボ。食べ応えのあるパンです。
ネギローソンサンド(香葱肉鬆三明治)
台湾ではロール状になっているネギローソンサンド(360円)。
食べる際にローソン(肉鬆)がポロポロとこぼれるのをどうしたら改善できるか、店長さんが考えたのが三明治で提供することでした。あまじょっぱい肉鬆が、台湾ファンにはたまらない味わいだと思います。
葡萄奶酥(ナイス)
葡萄奶酥(220円)は、粉乳で仕込んだ奶酥(ナイス)ペーストをのせた葡萄パン。干し葡萄の酸っぱさと甘くてサクサクした食感の奶酥が、ふっくらしたパン生地上でコラボした逸品です。
奶酥(ナイス)は、粉乳やバターなど一定の割合で配合された甘みが強いペースト。台湾で麵包(パン)やケーキなどに用いられているそうです。
紅茶ボール
紅茶ボール(150円)は、高級アールグレイを配合されたパン。
独特な歯ざわりともっちりした食感、そして何より控えめで心地いい紅茶の香りを楽しむことができました。
パイナップルケーキ
数量限定(一人三個まで・売切れ次第終了)で販売されていた、パイナップルケーキ(200円)。パイナップル餡を作るのに手間がかかる為、不定期で販売されているそうです。
小袋から取り出す前から、生地のいい香りが漂ってきました。サクっとフワッとしていて、中の餡は甘すぎず、酸味もまろやかな印象。確かに手間暇かけて作られた美味しさだと思います。
阿美パンの基本情報
住所:東京都品川区中延5-9-10村本ハイツ107
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131712/13255024/
https://www.instagram.com/amei.pan/