東京で台湾料理のお店を巡るのが楽しみになっている私。今回は、ネットで検索していて見つけた、意外な場所へ出かけました。場所は、東急池上線の長原駅。改札を抜けると周囲は「ぱすてる長原」という商店街です。自転車にお子さんを乗せたお父さんが、御惣菜屋さんの前でお店のおばちゃんと話されていたり、御魚屋さんの威勢のいい掛け声が聞こえたり。活気の中を歩いていると、自然と元気を貰えます。最近気温差が大きいせいもあり、体調を崩しかけて気持ちも落ち込み気味だったので…。
手元のスマートフォンで場所を確認してから、環七通りを渡りました。住所では大田区から品川区旗の台へ入ります。周囲は先ほどまでの商店街から一転、住宅街へと様相が変りました。この先には、中延記念湯という銭湯もあるようです。一瞬通り過ぎてしまいそうになりましたが、お目当てのお店「台湾ノ屋台料理 台菜小館一福」さんに到着。
事前に見ていた食べログでは「台湾ラーメン」と屋号に入っていたのですが、屋台料理のお店のようです。階段を降りて中へ入ると、厨房が見えるカウンター席がずらり。オープンして間もない時間でしたが、既に5人のお客様が。早速席についてメニューを確認。色々な料理が並び、レパートリーの多さと小皿料理200円からというお手頃感にビックリします。とりあえずビール(キリンかアサヒって訊かれたので、台湾ビールは置いてないのかな?)と素炒青菜(青菜炒め500円)、干し大根入り卵焼き(300円)をオーダー。
中華鍋2つと餃子を焼く鉄板1つ、他に麺を茹でる鍋…を火加減を調整しながら、平行して調理をされるおかみさんの手際の良さにまずビックリ!合間にお客様の注文を訊いたり、ビールを出したり…と思ったら、材料を切って待機させつつ、別の料理の下ごしらえを…これは皆さんにお店で目の前にされた感想を教えて貰いたいな。
おかみさんは墾丁のご出身らしいことと、娘さんとお孫さんがいらっしゃるらしい…ことを他のお客様とのお話で知りました。
残念ながらご飯売り切れのため炒飯は断念しましたが、小海老の出汁が効いた焼きビーフン(650円)としめのデザートに愛玉子(250円)をいただいて、ごちそうさまでした。
今度はまた別の気になった台湾料理を食べたいなぁ。
【旅のメモ】
台湾ノ屋台料理 台菜小館一福
住所:東京都品川区旗の台5-27-12
※2017年5月現在