今回は山形県上山市の楢下地区で開催された「新そばまつり(試食会)」にお邪魔しました。
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新そばまつり
楢下宿の男性陣が栽培・収穫された蕎麦で作った手打ちそばを振る舞う「新そばまつり(試食会)」 食数限定の事前予約制で、令和4年は11月20日に開催されました。
受付で予約内容を確認してもらい、代金をお支払いました。(打ち立て十割そば:600円 季節の天ぷら 200円)今回予約をしていただいた「かみのやま地域おこし協力隊」OBの方に顔なじみの方が多く、行く先々であれこれ声をかけられました。
大黒屋
新そばまつりの会場は上山市指定文化財の「大黒屋」入口から奥へ続く土間。左に中間(なかま)・上段(じょうだん)があり、その奥に18畳の勝手(かって)、台所が続きます。
建築年代は文化5年(1808)と言われています。
暖房が効いた上段の席にに案内されました。
打ち立て十割そばと季節の天ぷら
席に着いてお互いの近況報告などをしていると、以前上山市(現在は県外在住)で国際交流員をされていたという、ポーランドご出身の方が料理を運んできてくれました。(久しぶりの再会だったらしく、同席していただいた方と話が弾んでいました。)
十割そばのイメージは「固くてゴワゴワ」だったのですが、いただいたおそばはツルツルで喉ごしよく、次々と箸がすすみました。
また南瓜など季節の野菜を使った天ぷらは、塩をつけていただきます。
秋の素材の美味しさが香ばしく、口の中に広がりました。
地元の方からお話を伺う
お手伝いに来られていた、上山市教育委員会 生涯学習課の方に少しお話を伺うことができました。
楢下宿ばあちゃんずくらぶの皆さんが天ぷらを担当、配膳や接客などのお手伝いに東北芸術工科大学の学生さん達が来られているとのこと。(実習の単位になるようです。)
また大黒屋さんの裏・西隣に厨房がある新しい建物があり、営業許可等取得してこちらで調理した料理を提供されているとのことでした。
リヤカー市
帰りに見かけたのは「リヤカー市」
ここにも顔なじみの方がおられ、声がかかりました。
「南瓜持ってけ。」
「いいの?」
「おらが作ったもんだからいいんだ。」
そんなやり取りを聞いていると、なんだか心がポカポカしてくるのでした。
楢下宿・大黒屋の基本情報
大黒屋
住所:山形県上山市楢下29
https://kaminoyama-spa.com/
https://www.facebook.com/KaminoyamaOnsen