たまねこトラベル

【M。你好】トレインビューな店内で味わう台湾の朝ごはん

都内で味わう台湾の朝ごはん。なかなか台湾へ行くことができないので、せめて美味しい食事で台湾を感じたくなり、小さな旅に出かけました。今回訪れたのは、荒川区にある「M。你好」さんです。台湾・屏東市ご出身の店主・ミシェルさんの方が作る、豆漿や蛋餅など台湾の朝ごはんをテイクアウト、イートインスペースでいただくこともできます。店内を飾る数々の台湾アイテムも注目です。

都電荒川線の車窓から見えるお店

M。你好さんは、京成町屋駅や東京さくらトラム(都電荒川線)の町屋駅前停留所から王子駅方面へ歩いて約5分くらい、路面電車が行き交う線路沿いにあります。

店内を飾る数々の台湾アイテム

店先から覗き込むと、先客がおふたり。密になっていないことを確認して、距離を保ちながら中へ。お店はひとりで切り盛りされています。待っている間に、許可をいただいて店内を撮影しました。

店内に飾られているアレコレ…台湾好きの私には気になる品がいっぱい!ひとりテンションが上がり、夢中になってシャッターを切っていました(笑)

M。你好のメニュー

M。你好さんがその日に提供されるメニューはTwitterで発信されています。今回は事前に食べたい台湾朝ごはんをツイートでチェックしてから出かけました。なおメニューはお店の入口などにも掲げられています。

台湾飯糰(台湾おにぎり)や蛋餅(台湾クレープ)等料理とドリンクのセットメニューがA~C3つ(各600円 ※料理によって変更になる場合あり。)と、他に油條や豆漿、パイナップルケーキやレモンケーキなど単品メニューを提供されていました。

この時は、Aセット(台湾飯糰+ドリンク)をオーダー。その際、お店の方から「豆漿はしょっぱいの甘いのどちらにしますか?」と訊かれたので「あまいの(甜豆漿)でお願いします!」と返事しました。それとこの日は、単品で気になった「檸檬蛋糕(200円)」も追加。

台湾飯糰

飯糰は“台湾おにぎり”と紹介されることが多いのですが、その形状はかなり違います。私は作り方から、手巻き寿司に近いのかなと思っています。まずビニールシートの上にご飯を敷いて、真ん中にカリカリの油條とふんわり卵焼き、中華漬物をのせます。そのあと、手巻き寿司のように丸めて完成。

M。你好さんの台湾飯糰は、山梨県産の餅米、宮崎県産の玄米を使用されているそうです。鮮やかな紫米と色々な具材の食感、味わいが豊かにコラボしています。

甜豆漿

豆漿は塩味の「鹹豆漿」と甘い「甜豆漿」があります。ご飯ものには塩味の鹹豆漿…って方が多いのかもしれませんが、甘党の私は断然、甜豆漿派。

台湾飯糰を食べながら、合間に温かい甜豆漿でホッとブレイクします。

海南鶏飯

台湾の駅で売られている「台鐵便當」を思い出す、丸い容器に入った「海南鶏飯」。東方美人茶で炊いたご飯の上に、鶏のモモ肉とムネ肉、きゅうりの酢の物がのっています。ニンニクを使っているそうですが、言われるまで気づきませんでした。

味の決め手は、上にかかるネギとオリエンタルスパイシーなソース。脳裏でシンガポールや台湾を思い出す、南国らしい味わいだなと思います。

魯肉飯弁当

店主ミシェルさんご出身の台湾南部・屏東の味わいに仕上がった「魯肉飯弁当」。でんぶがのっているのが大きな特長。

煮卵やキュウリの酢の物、そして台湾家庭料理でよく用いられる「豆鼓辣蘿蔔乾」が添えられています。

水餃(水餃子)

水餃の皮は少し厚めモチモチした食感。ここにシャキシャキとしたキャベツを使った餡がコラボします。中国では餡に白菜を使いますが、台湾ではキャベツが多いそうです。

また、味の決め手だなと思うのが「ショウガ」。中に閉じ込められた肉汁にサッパリ感が加わります。そして、午後から仕事があるお客様も多いので、ニラは入れてないそうです。

ココナッツミルクティー

ストロー刺すのがへたくそなので受け取る際に刺してもらい、トレインビューな席でいただいた「ココナッツミルクティー」。

ひとくち飲むと、ココナッツの香りと美味しさ。続いてミルキーな味わいが重なってまろやか口の中に広がります。そしてお茶のサッパリ感が、後味をスッキリさせてくれました。これは凄い!更に手作りのタピオカが加わり、正に「飲むスイーツ」。

ココナッツミルクティーはフィリピンの人々に大人気。そう言えば、ココナッツミルクを使った料理も沢山ありますね。

檸檬蛋糕

檸檬蛋糕(レモンケーキ)は、砂糖のサクサク感とケーキのしっとり感、生レモン果汁の味わいにハマってしまった逸品。

蘋果派

蘋果派(アップルパイ)は、パリっとサクサクのパイ生地の中に、トロッと甘く煮込まれたリンゴが入っています。

また、生地のふちはクッキーのような感じになっていて、色々な食感を楽しむことができました。

M。你好 お店の方にインタビュー

オーナーのミシェルさんは台湾南部・屏東市のご出身。当初は三軒茶屋に出店されていましたが、現在の町屋へ移転されました。これまで「沁涼茶品」という店名で台湾茶やタピオカミルクティーを提供されていましたが、台湾朝ごはん屋さん「M。你好(エムニーハオ)」として2020年12月からリニューアルオープンされました。その関係で茶葉の販売されているようで、お客さんからのリクエストに対応されていました。

SNSにアップされるお店情報は日本人のご主人が担当。その日に提供されるメニューや台湾情報など発信されています。セットメニューには、三明治や海鮮粥なども日替わりで登場する他、週末には数量限定で魯肉飯弁当も提供されているそうです。

また、ミシェルさんによると、荒川区は台湾出身の方が多く住む地域のようで、口コミで来店されるお客様が増加しているとのこと。店先にママチャリを止めてテイクアウトされる方をよく見かけました。地元に密着したお店であることが実感できました。

M。你好からの帰り道

M。你好さんでいただいた台湾朝ごはんはどれも美味しく、また台湾と同じくビニール袋の簡易包装で提供されているのもいいなぁと感じました。他の台湾朝ごはんも気になっているので、再訪した際には改めて紹介します。都内で小さな旅を楽しみながら「台湾ロス」を補うことができました。


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M。你好の基本情報

住所:東京都荒川区荒川6丁目20−10
https://www.instagram.com/qlcp.55/
https://twitter.com/chapinraopan

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