屏東県東港鎮から台鐵屏東站へ向かう屏東客運路線バスの車窓に、五分車(サトウキビ列車)を見つけました。途中下車するタイミングを逃したので、到着後に歩いて戻りました。そこで出会ったのは、五分車が走っていた鉄橋と往時を偲ぶ台糖舊鐵橋、そして五分車。
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台糖舊鐵橋への行き方
台鐵屏東站の南側から住宅街の中を交勇路を歩き、広い通り復興路へ。市内流れて高屏溪へ合流する萬年溪を渡る際、上流方向に赤煉瓦の橋梁を見つけました。近づいてみると、線路が敷かれています。
そばにこの橋に平行して遊歩橋が架けられています。これが台糖舊鐵橋です。
台糖五分車の歴史を伝える台糖舊鐵橋
台糖舊鐵橋欄干にはパネルが設置され、五分車が行き来していた頃の姿写真から知ることができました。
屏東糖廠に残る五分車
1909年に操業を始め、台湾最大の製糖工場だった屏東糖廠。この周辺一帯には当時サトウキビ畑が広がっていたそうです。しかし、1997年10月をもって操業を停止、今はその敷地内に、五分車が残されています。