たまねこトラベル

快速「さくらんぼ風っこ1号」 山形駅から寒河江駅まで乗車記 2022年6月

さくらんぼの収穫シーズンに運転されてきた「さくらんぼ風っこ号」山形駅から北山形駅まで奥羽本線を走った後、左沢線に入って寒河江駅まで17.2キロメートルを約40分で結びます。

さくらんぼ風っこ号の運転日・ダイヤ

2022年は6月18日と19日、25日、26日に運転されます。

下りの「さくらんぼ風っこ1号」は山形駅を11:10に出発して、北山形駅、羽前長崎駅、に停車して、終点の寒河江駅に11:44に到着します。また上りの「さくらんぼ風っこ2号」は寒河江駅を14:17に出発。山形駅14:54に到着します。

さくらんぼ風っこ号の予約方法

さくらんぼ風っこ号は全車指定席の快速列車。事前に指定席券(530円)を購入する必要があり、えきねっと等で予約することができます。また乗車券には普通乗車券(山形駅~寒河江駅:おとな330円)の他、週末パスや「小さな旅ホリデー・パス」を利用できます。

さくらんぼ風っこ号の車両

さくらんぼ風っこ号は、キハ48形2両「びゅうコースター風っこ」編成で運転。

ガラス戸を外して開放的な車内には木製座席の間にテーブルを設置した、向かい合わせボックスシートが並びます。

また2号車のデッキ付近にはストーブがあります。

さくらんぼ風っこ号の車窓

山形駅を出発したさくらんぼ風っこ号は、霞城公園のそばを通って北山形駅に到着。

ここで奥羽本線と分かれて進路を西へ。進行方向に向かって右側は住宅地、左側には水田が広がります。

東金井駅を通過後、東北中央自動車道の下を通過。須川を渡ってから北へ進路を取り、羽前山辺駅、羽前長崎駅と停車してゆきます。

この辺りから「さくらんぼ畑」が続きました。

最上川を渡る鉄橋は、国内最古の鉄道橋「最上川橋梁(全長334メートル)」東海道本線の木曽川で使われていた橋梁を大正10(1921)左沢線に移設されました。

寒河江市に入ると、市街地の中を走って山形自動車の下を通過。間もなく寒河江駅に到着しました。

さくらんぼ風っこ号でいただいた品々

出発前に「山形パインサイダー」をいただきました。また車内アナウンスで観光PRをされた、大江町観光協会の方から「あてらざわせんべい」をいただきました。

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