たまねこトラベル

福島交通飯坂線で福島駅から飯坂温泉へ 餃子定食と温泉入浴を楽しむ日帰り旅

東北新幹線福島駅で福島交通飯坂線に乗り換えて、飯坂温泉へ日帰り旅を楽しみました。

東北新幹線から福島交通へ乗り換え

東北新幹線から福島交通飯坂線に乗り換える場合は、在来線乗り換え口を通過した後、1番線ホームへ向かいます。跨線橋の突き当たり左にあるエレベーターで1階1番ホームに降りたら、線路沿いに仙台方面へ。福島交通飯坂線ならびに阿武隈急行線の乗り換え口に到着しました。

福島交通1000系電車

島式ホーム1本を両鉄道会社が共同利用。ちょうど入線してきた、折り返し飯坂温泉行きになる列車に乗車します。

元東急電鉄1000系電車を改造した福島交通1000系電車。2017年4月から営業運転を開始しました。2両編成で車内はロングシート。窓には飯坂温泉の四季をイメージした、キャラクター・兎のももりんのイラストがラッピングされています。また両運転台後ろの大きなモニターによる案内も目を惹きました。列車は福島駅を11時20分に出発して、飯坂温泉駅には11時43分に到着。

麺飯酒家 万来の餃子定食

時刻はちょうどお昼時。お腹もすいていたので、ご飯を食べる場所を探して歩き始めます。駅前交差点の信号を渡ったところで、カツ丼屋さんを発見。気になったのですが、この日は餃子が食べたくて、その先にある「麺飯酒家 万来」さんに入りました。

店内はテーブル席のほかに座敷席もあり、小さなお子様を連れたご家族2組が利用。空いていた厨房側のカウンター席に座りました。

メニューを見ると、1番人気は「万来めん(780円)」醤油と塩があり、広東風のとろみと具だくさんなところがポイントだそうです。心が揺らいだのですが、今回は餃子定食(750円)を注文。福島名物の円盤餃子(1,100円)もありましたが、ひとりで食べ切れる自信なく。ちなみに麺類を注文すると、セットできる餃子(5個200円)もありました。

餃子定食は、餃子8個にご飯と中華スープ、半熟たまご、お漬物がついています。こんがりキツネ色の焼き具合でもちっとした食感、熱々の肉汁でお茶碗をもつ箸が進みました。醤油がかけられた半熟たまごと絡めて食べるのも、個人的にはいいなと思いました。

飯坂温泉共同浴場めぐり

飯坂温泉には9つの共同浴場があり、気軽に日帰り入浴を楽しむことができます。今回はその中で特に長い歴史を持っている鯖湖湯と波来湯を訪ねました。

鯖湖湯

鯖湖湯(さばこゆ)は、明治22年に建てられた共同浴場を平成5年に全面リニューアル。入浴料(200円)を支払って中へ。なおタオルを持参されていない場合は、フェイスタオルを250円で販売されています。他に石鹸50円、シャンプー100円、タオルセット(タオル、石鹸、シャンプー)300円。

天井が高く、窓から暖かい光が差し込んで解放感がある浴室。脱衣場との間に壁はなくつながっています。ヒバの木のぬくもりを感じながら、かけ湯をして御影石の湯船へ。湯の温度は思っていたより高く、しばらく慣らしてから浸かりました。

波来湯

一方の波来湯(はこゆ)は、平成23年に建て替えられた共同浴場(入浴料300円)で、太鼓櫓がシンボルになっています。

浴室は地下にあり、モダンな外観と違って今風の装い。細長い脱衣所から浴室へ。湯温の違いで二つに分かれた浴槽。先に熱い鯖湖湯に入ってきた為か、どちらもすんなり浸かることができました。

福島交通飯坂線 飯坂温泉駅から福島駅まで乗車記

飯坂温泉からの帰りは、福島交通飯坂線の車窓と利用状況を観察しながらの乗り鉄旅です。

飯坂温泉の玄関・福島交通飯坂温泉駅

飯坂温泉駅は、2010年に改装された駅舎。駅前ロータリーには、松尾芭蕉の像があります。中に入ると地元でとれた野菜等を販売するお店があり、階段を下りると、自動券売機に駅事務室、待合室があります。奥に改札口とホームが見えました。

飯坂温泉駅から福島駅の車窓

私を含め9人の乗客を乗せて、列車は飯坂温泉駅を出発しました。次の花水坂駅で5人乗車。この辺りは住宅地。駅の近くには、飯坂温泉の共同浴場「十綱の湯」や片岡鶴太郎美術庭園があります。小川を鉄橋で渡った後、列車はカーブしながらゆっくりと坂を登りました。

駅から歩いて15分の場所にある、瑠璃光山医王寺。その最寄駅・医王寺駅では、6人乗車し1名下車。ホームは島式です。片側ホームの平野駅では、1名乗車。福島交通の車両基地がそばにある桜水駅で2名乗車。

次の笹谷駅では、11名と一番多くのお客様が乗車されました。そして次の上松川駅との間には、人気の「中華そば伊達や」さんがあります。ここで4名乗車。3人乗車した泉駅を出ると、右へ大きくカーブして次は岩代清水駅へ。

東北本線とクロスして、美術館図書館前駅に到着。福島県立美術館の庭園が車窓から見えます。この駅で1名乗車、1名下車。東北本線と並行して走り、曽根田駅に到着。赤い屋根のモダンな駅舎が目を惹きます。ここで意外にも11名下車。乗車2名。まもなくして、列車は終点・福島駅に到着しました。

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