ラーメンライスと言えば、町中華の定番メニュー。ラーメンとご飯(ライス)のセットになった定食をランチでオーダーされる方も多いのではないでしょうか?今回お昼をいただいたのは、千代田区平河町にある「台湾食堂」さんです。
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ランチタイムの台湾食堂
お店を訪れたのは、午後1時半。台湾食堂さんはオフィス街に近く、ランチタイムは近隣の会社からお客さんが訪れて賑わっています。見渡すと、職場の同僚とお越しの方の他、おひとりランチを楽しんでいる方が意外に多く、ピークタイムは過ぎても席は8割方埋まっていました。
台湾食堂のメニュー
奥のテーブル席でメニューをチェック。この日の日替わりは「蟹あんかけチャーハン定食(850円)」と「海老と卵のチリそーす定食(800円)」。どちらもミニ担仔麺やサラダ、愛玉氷が付いています。
台湾食堂さんでは、定食・セット料理だけでも24種類以上あり、毎日お昼を食べに来ても違う料理をいただくことができそうです。
台湾名物 牛肉麺セット
今回いただくのは「台湾名物 牛肉麺セット(900円)」です。牛肉麺は、戦後中国大陸から渡ってきた外省人を通して台湾でも広まりました。牛肉麺のスープは「紅焼湯」と「清燉湯」の2種類。清燉湯は、牛骨で出汁をとった澄んだスープです。
まず最初にミニサラダと搾菜の漬物、続いて牛肉麺と肉味噌ごはんが運ばれてきました。
はじめに醤油ベースのスープ(紅焼湯)をひと啜り。濃い色合いの見た目とは違い、あっさりした味わいです。続いて麺をひと啜り。こちらは平打ち麺で、ツルツルっと唇を滑って口の中へ。麺にねじりがあって、スープがよく絡んでいます。青菜や食べやすくスライスされた牛肉を合間に挟みながら、食べ進むうちに汗がじわじわと。
ブレイクには肉味噌ごはんを。牛肉麺の量に対してちょうどいい食べ切り小サイズです。お腹いっぱいかな…と思いつつ、食後のデザートは別腹。愛玉ゼリーをいただいて完食しました。ごちそうさまでした。
台湾にラーメンライスはあるのか?
コロナ禍前、私は年に4-5回台湾を訪ねていました。街中の食堂でごはんを食べることが多かったのですが、残念ながら「ラーメンライス」は見かけませんでした。でも、台北にある有名な牛肉麺のお店のメニューで「魯肉飯」を見かけたことがあり、今回のような「日本的な台湾版ラーメンライス」を組み合わせて作ることができそうです。
台湾食堂の基本情報
台湾食堂
住所:東京都千代田区平河町1-7-19 マルベリー平河2F
訪問日:2021年9月1日
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13239357/