今回は都営地下鉄浅草線の馬込駅から街歩き。いろいろ寄り道をしながら西馬込までブラブラしました。
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松原橋
都営浅草線の馬込駅のA1出口から地上に出ると、頭上を通っているのが「松原橋」昭和15年に完成した日本初のループ式立体交差の陸橋です。
階段から橋上へ上がってみると、モダンな雰囲気の街灯が取り付けられていました。心地いい風に吹かれていると、東海道新幹線と横須賀線の電車が走っている姿を目にすることができました。
馬込自然林区民緑地
松原橋を渡った後、南馬込の住宅地に迷い込みます。自分の方向感覚に任せて歩いていると、「馬込自然林区民緑地」にやってきました。
斜面に設けられた緑地には、見頃を迎えた色とりどりの紫陽花が咲いていました。
富士講燈籠
馬込自然林区民緑地の近くにあったのが「富士講燈籠」馬込村で富士山を信仰する富士講の人たちが、文政七(1824)年に建てた常夜燈です。
富士仙元大菩薩(ふじせんげんだいぼさつ)と彫られた柱や富士山をモチーフにした台座が目を惹きました。
富士講燈籠の所在地
東京都大田区南馬込2丁目25番17号
磨墨塚
富士講燈籠からバス通りに向かう途中にであったのが「磨墨塚(するすみづか)」
馬込が磨墨という名前の名馬ゆかりの地であることを今に伝える石碑です。
磨墨塚の所在地
東京都大田区南馬込3丁目18番21号
大田区立郷土博物館
磨墨塚からバス通りを歩いて、南馬込駅方面へ向かっている途中に立ち寄った「大田区立郷土博物館」
大田区内にある遺跡や「馬込文士村」ゆかりの文士たちの作品、大田区の伝統産業など幅広いジャンルの展示品が目を惹きます。また、日本初の鉄道線路「双頭鉄条」や安西啓明さんの絵画「国電新旧蒲田駅」、京急さんが戦前販売されていた川崎大師、総持寺、花月園、東海七福神など割引回遊券など、鉄道ファンの私は興味津々でした。
大田区立郷土博物館の所在地
東京都大田区南馬込5丁目11番13号
馬込半白節成胡瓜 馬込大太三寸人参発祥の地碑
都営浅草線の南馬込駅近くで出会ったのが「馬込半白節成胡瓜 馬込大太三寸人参発祥の地碑」
大田区立郷土博物館でも展示されていた「馬込半白節成胡瓜と馬込大太三寸人参」は、ここ馬込が発祥の地。京野菜のように「江戸東京野菜」と銘打って、東京各地で生産される希少な農作物と共にPRされています。
参考:JA東京中央会さんのホームページ
https://www.tokyo-ja.or.jp/farm/edo/