今回の旅の目的のひとつ「ヤンゴン環状線」乗り鉄を実行する為、ヤンゴン中央駅へやって来ました。
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ヤンゴン環状線とは
ヤンゴン環状線は、ヤンゴン中央駅を起点にすると、右回りだとしばらく北上して、Da Nuin Gone駅付近からぐるっと回りヤンゴン国際空港やヤンゴンゴルフクラブ付近を通って戻ってきます。駅は全部で38あり、一周すると約2時間半くらいかかるそうです。
ヤンゴン環状線の切符の購入方法
さて切符を買いたいのですが、どこで売ってくれるんだろう?事前に地球の歩き方や鉄道関係の書籍でリサーチしていたのですが、イマイチ分からず。長距離列車は、外国人専用窓口が2箇所あり、当日売りは駅構内に、予約発券窓口は駅とは別の建物にある…という情報は出ているのですが、ヤンゴン環状線については、これらの窓口とは別になりそうといったところまで。
まずは、構内の窓口に並んでみます。順番がきたので「Myobat Yathar(ミャンマー環状線)」と書いたメモを係の人に見せてみました。すると、ここでは売っていない・ホームに入って中の窓口で買ってとのこと。(もちろん日本語ではなく英語です。あんまり得意じゃないので、途切れ途切れでしか理解できず、多少憶測も入っています。)ならば…という訳で中へ入ってみます。
係の人が教えてくれたところによると、駅舎から一番遠い奥が発着線になっていて、そのホーム上に切符売り場があるらしい。向かってみると、ありました↓
壁に掲げられた路線図を見ると、ミャンマー語で書かれてているので、表示そのものは分からないですが、この描かれた線の形は間違いなさそう…という訳で、窓口を覗き込んでいると、なんかようかいっていった具合に、若いお兄さんが外へ出てくれました。そこで路線図を指さして、ぐるっとなぞって一周・指を立てて1枚とジェッシャー。これで通じるのかな…鞄から指さし会話帳を取り出そうかなぁ…と不安気に見つめていると、「オーケー、ワンダラー」と告げて、中に戻って発券してくれた。初めてのお使いを終えた子供のように、ホーッと放心状態に。
でも、旅はこれから。どの列車に乗ったらいいのかな?これも案内表示がないので分からず。お兄さんの話している様子だと、駅舎寄りのホームに次に入線する列車がそれらしい…というとこまでわかりました。乗車する列車が来るまで、駅構内を散策します。
ヤンゴン中央駅の構内
気分は「世界の車窓から」お馴染みのテーマソングが頭をめぐります。朝が早いとあって、ホームのベンチや布を敷いて地べたに寝ている人がたくさんいらっしゃってちょっとビックリ。あと乗客相手にお菓子や軽食を販売する人たちも多く、商売の準備を始めていました。
すると轟音を響かせて列車が入線。慌ててさげていたカメラを向けて撮影しました。
一揃え撮影を終えたところで、ちょっとヒートアップしていた気持ちも落ち着きを取り戻しました。ちょっと日本では見せられない姿だったのかも…ちょっと今思うと恥ずかしく、これも旅の恥はかき捨て…なんて心に中で言い訳していたら、同じように撮影されている日本人の方に遭遇!ちょっとビックリしました…
お互いに領域を犯さないように…という訳ではないのですが、何となく言葉をかけにくく私は感じました。この辺りは性格の違いかもしれませんね。