ツアー3日目は、ヤンゴンから北東へ約70㎞の距離にあるバゴーへ向かいます。この日も天気は快晴の気持ちいい青空。10月下旬から2月はミャンマーの乾季にあたり、旅をするには最も快適な時期です。昨日のシュエダゴンの時と違って、ゆっくり朝9:00出発。眠気も取れていて、車窓を眺めながらバスの旅を楽しみます。
ガイドさんの案内によると、ミャンマーの車のナンバープレートは4種類あり、黒が自家用車、赤が営業車、白が大使館、黄色がお坊さんとなっているんだとか。
2時間ほどでバゴーの街中へと入ってきました。ここバゴーは、13-16世紀にモン族の王都となり栄えますが、その後にビルマ族に征服されてしまいます。このあたり為政者が経済力のある街を制圧していく歴史は、どこでも繰り返してきたわけで、その遺構に触れるにつれ、感慨深いおもいを抱くのは私だけでしょうか…このあたり、仏教を信仰する国々では、特に無常観を抜きに語れないものがあるように思います。
さて最初に訪れたのは「チャカワイン僧院」数百人から一説には千人近くの僧侶が、寝食を共にして修行に励む様子を見学することができます。ちょうど訪れた時は、托鉢から帰ってこられたタイミングだったようです↓
食堂とおぼしき場所の入口で、ご飯をよそってもらい中へ入られました。
僧侶の食事の制限は厳しくて、早朝と正午前の2回だけ、午後以降は翌朝まで一切食べることができないそうです。その貴重なこの日最後の食事の様子を見学させていただきました。
人々が尊重し敬意を払う僧侶の生活に触れると、日々の自分の生活習慣を見直さないとって身が引き締まる感じがしました。
【旅のメモ】
チャカワイン僧院
毎日7:30と10:30の2回食事の様子を見学することが可能。