KTXを降りて駅舎を出ると、夕暮れから夜へと進む時間帯へ入ってきました。駅前にはタクシー乗り場、その先にはバス乗り場、お迎えに来られた一般車のエリアがあり、いずれも大勢の人々で賑わっています。私はこれから路線バスで今晩宿泊するホテルがある、市街地・竹島市場方面へ向かいます。
バス乗り場の液晶モニターや案内図を確認しますが、当然ながら全てハングル語の表記のみ。これは困ったな。地球の歩き方によると、107番、500番のバスに乗車したら良いことが記載されているのですが、問題はバスが市街地方面へ行くのか、反対側へ行くのかが見分けがつかないこと。以前、同じく大邱空港から市街地へ向かう際、間違ってしまい、時間ロスをしたのがトラウマになっています。
近くにおられた運転手さんに、マップの竹島市場を指差して教えを請うと、お二人のお嬢さんに声をかけてくれました。どうやら利用されるバスの方面が同じとのことで、連れていってもらえることに。と、そこに500番のバスが到着。声をかけていただき、乗車しました。
交通カード「cash bee」をカードリーダーにかざして車内へ。窓側の席に腰を下ろします。暗闇から明かりに照らされた市街地へ。地図を見ながら、ロッテ百貨店や病院など目印となる建物を見つけ、現在位置を把握することができました。驚いたのは、主要地では、英語の他に日本語の車内アナウンスが流れたこと。これなら方面さえ間違えずに乗車できたら、なんとか降りることはできそうだな。
ご一緒いただいたおふたりの内、おひとりは日本語を勉強されているとのことで、以前東京へ遊びに来られたこと等話していただきました。最後は、竹島市場前で声をかけていただき、無事到着することができました。親切にしていただいて、ありがとうございました！
先に晩ご飯を市場で食べるつもりでしたが、チェックインを先に済ませ方が安心だなぁ…と考えてホテルへ向かいました。
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