東大邱駅からKTXに乗車するのは諦めて、ホテルへ戻るべく地下鉄に乗車したのですが…乗りたい気持ちがふつふつと湧き出し、大邱駅で下車。駅構内の切符売り場へ。タッチパネル式の券売機を操作してみますが、うまく行かず窓口に並びました。ハングルはわからないし、どうしようなぁ…と考えた末、「大邱→慶山 」とメモを書いて渡しました。その際、「ムグンファ」と一声添えて。前回、台湾ではこれで買えたのですが…さて、いかに!
と思っていたら、いとも簡単に発券してもらうことができました。手にしたきっぷは、レシートのような体裁。乗車日、乗車するムグンファ号の乗車区間(大邱から慶山)、列車番号(1825)発車時間(17:19)、到着時間(17:35)、号車(6号車)と、記載があることが分かります。では、座席指定がされているのかな?と思ったのですが…Seat No.の横に添えられているのは「立ち席」その為か、乗車料金(2,600ウォン)から割引料金(400ウォン)が適用されて2,200ウォンとなっています。
改札口では、チェックされることなく中へ。列車番号を頼りに、入線するホーム確認します。と、そこに向かいのホームへKTXが入線。慌てて撮影しました。
さて、乗車するムグンファ号は、日本で言えば急行列車にあたります。やって来たのは、先頭に機関車が立ち、客車を引っ張る編成。日本では殆んど見かけないので、興奮ぎみに急いで撮影。停車時間はあまり無さそうなので、早々に車内へ入りました。
客車列車独特なガクンガクンといった揺れを伴いながら、ゆっくりとホームを離れてゆきました。と思ったら、先ほどまでいた東大邱駅に到着。ここからの乗車されるお客様の方がかなり多い印象。KTXから乗り換えされる方もいらっしゃるのかな。
車内は通路を挟んで2-2の配列。ゆったりとしらリクライニングシートのすわり心地を確かめます。ここからは、急行列車らしい走りっぷりを見せるようになりました。都心部から郊外へ。田畑が広がる中、車両基地?らしい場所から、慶州方面へとつながる線路と別れて、こちらは釜山へ向けて南下。
程なくして、このミニ乗り鉄旅の終着・慶山駅に到着しました。上り列車がやや遅れていたのが幸いして、すぐ大邱へ折り返すことができました。きっぷを発券してくれた駅員さんに急かされながらホームに降りると、お客様の乗車が始まっていました。