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東京都内でこの夏おすすめ!電車で行ける人気店のかき氷8選!

今年も暑い夏がやって来ました!こうなってくると、食べたくなるのが冷たくて甘く、シャキシャキした食感が涼しさを誘うかき氷ではありませんか?今回は、東京で楽しめるかき氷8選をご紹介します。夏生まれ!かき氷大好きの私が実際に足を運んで食べてきたお店ばかり。場所によってはお仕事帰りにふらっと立ち寄ることできると思います。美味しいかき氷で暑い夏を元気に乗り切りませんか?

【北品川駅】甘味処いちょうの木 新作の創作かき氷に出会えるお店

最寄駅は京浜急行の北品川駅。改札を出てすぐ横にある踏切を渡ると、旧東海道・品川宿と街道風情が漂う通りが続きますが、そちらへは行かず。目に前にある第一京浜を歩きます。車線の向こう側・東海道新幹線や東海道線の先には、紅一点、セビリアやミャンマーの大使館があったりします。もうちょっと歩くと、大崎あたりへ出るみたい。ですが、私の目的は「カキ氷」甘味処いちょうの木さんへ。

人気のお店なので、週末はお待ちの方の列ができています。平日はそこまでではないようで、私はそこを狙ってやって来ます。窓ガラス越しにお店の中を覗くと…今日は先客ひと組。よかった…と安心してドアを開けました。

かなりの頻度で季節の素材を使った新作かき氷を考案・デビューされており、その都度お店ブログで紹介されています。是非、お訪ねになる前にチェックされることをオススメします。またブログでは、お店の方からからご来店される際のお願いや臨時休業などの情報も掲載されています。

私は、このお店に来る時は、メニューは見ません。既に前回来た時に次はコレって決めてるから。または、お店のブログで紹介されている新作に魅かれたら…それで。初めての方は、是非席にあるオススメをチェックしてみて。甘党派のココロくすぐる品々が…

さて、今日お願いしたのは「ずんだ」私は甘いもの大好きなのですが、特にお豆さん系に目がなく。ずんだは仙台で初めてその味を知ってから虜になってます。

話が逸れましたが、今日のひと皿もやってきた時からワクワク。そして、いかに雪崩を起こさず食べきれるか、念入りに作戦を練ってから食べ始めました。ずんだ層は3分の1をエンドに残すイメージで。フレークが来たと思ったら、生姜が続き、ビターなチョコの存在が。カラメルを感じたら、底で融合した時に牛乳が。シメに思ったのは、今羽田空港でいただくことができる、ずんだシェイクのようになった…食べる方によって感じ方や食べ進むルートが違うから、きっと私と同じはないはず。それぞれの味になる不思議なカキ氷だと思います。

【かき氷めぐりメモ】
甘味処いちょうの木
住所:東京都品川区北品川1-28-14

【麻布十番駅】浪花屋総本店 鯛焼き屋さんのふっくら小豆がたっぷり宇治金時ミルクカキ氷

今回列車を降りたのは、麻布十番駅。7番出口から地上へ出ると、正面に夕焼けが見えました。横断歩道を渡って、左手にお目当のお店の看板「たい焼き」がチラリと見えました。入口で店員さんに「カキ氷いけますか?」と声をかけると、どうぞお2階へ!とテンポよく返していただき、そばの階段をあがります。「いらっしゃいませ!どーぞー」とこちらを向きながら、たい焼きを焼いているおじさんが店主さんらしい。

2階はオープンエアのゾーンから続くドアを開けると、厨房と客席がありました。入口の長椅子で少し待って席へ。来る前から決めていた↓

「宇治金時ミルクカキ氷(900円)」をオーダー。最近器の外に雪崩を引き起こしたので、慎重にいただきます。小豆大好きな私はまずはここから。そろっとすくってパクッと。おー、甘さと風味、そこに加わるどこか懐かしさが、柔らかい感じで脳をクルクルと巡り刺激します。あんこに洗脳された後は、香り高き抹茶と冷たい氷を口に含むと、思わず笑みがこぼれました。

【かき氷めぐりメモ】
浪花屋総本店
住所:東京都港区麻布十番1-18-4
電話番号:03-3583-4975
営業時間 11:00-19:00 火曜日・第3水曜日定休

【駒澤大学駅】雪うさぎ チーズケーキのカキ氷?苺のフロマージュ

東京メトロ半蔵門線から東急田園都市線に入った駒沢大学駅で下車。地上に上がると、夕暮れと夜の始まり。首都高速の高架沿いを歩くと、学生さんやお子さんを連れたお母さん、帰宅を急ぐサラリーマンさん…と休日と平日のそれぞれのベクトルが、日曜日へ向かっていました。なんとなく同じ都内に住んでいるのに、別の国に来たような感覚がじわじわ。

玉川通りの新町1丁目の信号を見つけたら、目指すお店「雪うさぎ」さんはすぐ。店内を覗き込むと、席はさらりと埋まっていてお待ち1番かな…と入口のベンチに座ってメニューをチェックしていると、お店の方が「こちらでしたらすぐいけますよ…」と横のテラス席へ。心地よい風に吹かれていると、ご注文とご精算は店内のレジで先に…と。おっと、そうだったんですね…ちょっと恥ずかしさを隠しながら、オーダーを済ませたら、店内に空き席ができたのでそちらへ移動。やってきたのは↓

「苺のフロマージュ(900円)」メニューに添えられた「マスカルポーネチーズ」に魅かれていました。ワインと一緒にいただく分厚いチーズが入ってるんだろうか…なんて妄想。そんなはずないんですが…マスカルポーネチーズってティラミスやプリンにも使われているんですね。あとで知って恥ずかしくなりました…

フワッとした氷と苺ソース、ミルクに近い風味…まるでチーズケーキを食べているようだなぁ…と思いながら、ご馳走様でした。

【かき氷めぐりメモ】
雪うさぎ
住所:東京都世田谷区駒沢3-18-2オザワビル1階
電話番号:03-3410-7007
営業時間 11:00-23:00 月曜定休

【下北沢駅】しもきた茶苑おおやま お茶のスペシャリストと日光の天然氷蔵元のコラボ!抹茶かき氷

「しもきた茶苑大山」さんは、お茶のスペシャリスト・茶師十段が在籍するお店。栃木県日光市で製造卸売をされている蔵元・松月氷室さんので天然氷。この二者の共演するカキ氷とは…

お店の入口で整理券を取ると、店員さんがすぐに出てこられました。改めてメニューの紹介と1食あたり千円を寄付する旨を説明いただき、了解して中へ。先客2組に挟まれた間の席に腰かけました。入れていただいたお茶でホッとひと息。こちらは青柳製手炒り釜炒り茶だそうです。今回は何にしようと迷うこともないし、限定メニューをいただけるという高揚感、寄付によっていくばくかの手助けになればいいなぁ…という思いとともに、モジモジと待っていました。

やがてお持ちいただいた逸品は↓

見た瞬間思い浮かんだのが、山口素堂の俳句「目には青葉山ほととぎす初鰹」御抹茶がそのままかかったかのような外観…とってもインパクトがありますね。シロップを泡状にした「エスプーマ」という手法が用いられているそうです。では早速いただきます!見た目で想像した以上に濃厚で、口元を拭った後におしぼりを見ると口紅か絵の具のよう…時折添えられた小豆を加えていただきました。

【かき氷めぐりメモ】
しもきた茶苑おおやま
住所:東京都世田谷区北沢2-30-2
電話番号:03-3466-5588

【大泉学園駅】甘味処 華樓 宇治小豆氷 手動かき氷機から生み出された氷のシャワカリ感

池袋駅まで出てきた後、西武池袋線に乗換えて下車したのは、大泉学園駅。予想以上の駅周辺の賑わいにちょっとビックリしながら、南側のロータリーから少し歩きます。住宅地のような一画に出てきて、間違ったかも…と不安がよぎって引き返そかなぁ…と思い始めた瞬間、目指すお店「甘味処 華樓」さんが目に前に見えました。やれやれ…

例によってドア越しに店内を確認。もし満席なら時間あけて改めようと思ったのですが、ちょうど入口そばの席が空いていたので、意を決して店内へ。奥のお茶席の掛け軸「喫茶去」が目を惹きます。席にお冷とメニューを持ってきてくれたのは、思いもよらず男子学生さん風の方。お店の紹介ページの写真では、かき氷機を操るおじいさんが写っていたので、てっきりこの方がひとりでされているのかなぁ…って思っていたので。注文を聞いて奥へ戻っていった先に、おじいさんがいてはったので、週末だけお手伝いに来てはるお孫さんなのかなぁ(これも勝手に想像しただけなので、間違っていたらゴメンなさい)

間もなく持ってきていただいたのが↓

金時豆か又は小豆を使った抹茶かき氷があり、大粒の金時豆に惹かれたのですが、無難?に「宇治小豆」をオーダー。これにプラス100円でアイスクリームをトッピングしました。ちなみに金時豆を使ったほうが「宇治金時」

これまでの食べ歩きで初めて出会った木のスプーン。積み木崩しではないですが、こぼさないようにシャキシャキすくう場所を考えながらいたきます。手動のかき氷機から生み出されたシャワカリっとした氷と抹茶、小豆に甘いクリームと甘党派にはたまらないメンバーが口の中で一体に…

他のお客様は、ホットケーキやあんみつをオーダーされている方もあり、結構メニュー充実しているんだなぁ…って感じながら完食しました。

【かき氷めぐりメモ】
甘味処 華樓
住所:東京都練馬区東大泉5-41-6
電話番号:03-3924-5727
営業時間 11:00-20:00 ※水曜定休

【西荻窪駅】甘いっ子 いちごシロップとあんこ・白玉のかき氷

電車を乗り継いで降りたったのは、JR中央線西荻窪駅。何度か訪れているのですが、駅北側界隈だけだったので、今回は南へ。アーケードの商店街を通ると、頭上に大きなピンクの象さんが…ちょっとインドを思い浮かべました。

周りが住宅地に変わると、気になる和菓子屋さんやオシャレな洋食屋さんを見つけたり。ワクワクしながら歩いていると、左手に目指す「甘いっこ」さんの看板を見つけます。ガラス戸ごしに中を覗き見すると、空席はありそうなので思い切って中へ。「ひとりですが大丈夫ですか?」と尋ねると、「どうぞ、空いている席へ」と言われてホッとします。おひとりさまって結構世間的にあれこれ気をつかって生きているんです。

テーブルに置かれてメニューを見て即決。周りはお母さんとお子さんペアが2組。楽しそうにカキ氷を食べている様子をそばで感じると、なんだか微笑ましい気持ちになっていきました。杏のカキ氷とふたりで食べくらべ。「お母さん、こっち食べていいよ。私、そっち食べるから…」

で、私がオーダーしたのは「いちごミルク(930円)」+「白玉(150円)」↓

甘党派の私にはスペシャルなトッピングになりました。平皿に盛られたカキ氷って、今まで出会ったことがなく新鮮です。自家製の非加熱で作られた特製いちごシロップは、香り良し、口の中に広がる際の苺のみずみずしくって甘酸っぱい感じもよし。この甘さと白玉の相性もまたよし。このペアだけで白玉いちごってメニューもありだよなぁ…ここに氷と小豆をスプーンで合わせながら、食べ進むと色々な味わいを楽しむことができます。そう、このスプーン…カキ氷を食べるのにはベストな形でサイズ。専用なのかな…

【かき氷めぐりメモ】
甘いっ子
住所:東京都杉並区西荻南2-20-4
電話番号:03-3333-3023
営業時間 11:90-18:00 ※月曜定休日

【学芸大学駅】目黒ひいらぎ フワフワの抹茶金時かき氷

下車したのは東急東横線の学芸大学駅。西口から続く商店街を歩きます。関西にいる時は思ってもみなかったのですが、住んでみると、東京には商店街が多いんだなぁ…男性が自転車を手で押し、その横を女性が買い物袋を下げて、並んで歩きながら談笑…そんな学生さんと思しきカップルを目の前で見ていると、なぜだかホッとするのでした。こういう光景っていいなぁ…

さて、目指すお店は、途中から商店街から道を曲がった先に。『目黒ひいらぎ』さんです。恵比寿にある「たいやきひいらぎ」から暖簾分けされ、こちらにお店を構えてから4年ほどになるそうです。看板の逸品はもちろん「たいやき」なのですが、夏季はカキ氷も提供していただくことができます。今シーズンも9月末で終了かな…と思ったら、早く食べておかないと…とはやる気持ちに押されてやってきました。

周りは住宅街のようで、落ち着いた雰囲気。お店の前と入口に椅子が並べられていて、こちらでいただくようです。店員さんに「カキ氷できますか?」と尋ねると、壁に掲げられたメニューを指して、「どれにされますか?」と訊いてもらいました。苺ミルクに小豆ミルク、変わり種に酒粕シロップ…どれも気になったのですが、抹茶金時をオーダー(いづれも400円)。一瞬、宇治金時と言い間違えてしまいました。間もなく持ってきていただいたのが↓

早速いただきます!氷の冷たさと抹茶の風味、食べ進めると中から出てくる小豆は、さすがたいやきや屋さんだけあって、これだこれだ…甘党の心を鷲掴み。されに気づく…お茶室でいただくお抹茶をそのまま氷にかけたような抹茶の濃厚ぐあい。これは初めての味わいだわー。

【かき氷めぐりメモ】
目黒ひいらぎ
住所:東京都目黒区鷹番3丁目18-3
電話番号:03-6412-7945
営業時間 平日 11:00-20:00 日祝 11:00-19:00 火曜日定休
東急東横線学芸大学駅下車
西口より徒歩約4分

【笹塚駅】神戸みなと屋 絶品かぼちゃカキ氷

地下鉄を乗り継ぎグルっと回ってたどり着いたのは、京王線・笹塚駅。改札口を出ると、新しくてきれいな大きな駅ビル…ちょっとタジタジになりながらかけ抜けて、車の行き交う幹線道路を横断すると…一転、長閑な商店街が続いていました。このギャップ、すごいなぁ…これが東京なんかなぁ…。お惣菜屋さんや料理とお酒を楽しめるお店に雑貨屋さんなどなど、キョロキョロ見ていると、目指すお店『神戸みなと屋』さんの屋号が目に入ってきました。

カキ氷は、かぼちゃをオーダー。見ていると、つどミキサーにかけてシロップというかソースを作っていらっしゃるようで、そのこだわりにびっくり!カキ氷も少し削ってはシロップ・ソース(敢えてそう名付けます)をかけてまたその上からカキ氷…という丁寧な職人技。この手塩にかけてつくられた作品がこちら↓

どうですか…うまく言えないけど、私の目は少女漫画の主人公のように目を輝かせました。スプーンを手にとって、そっとすくってひとくち…濃厚なシロップ・ソースの甘みと冷たい氷がするっと駆け抜けます。ちょと塩味のかぼちゃの種の香ばしさもいいアクセント。いやーすげーって心の中でトレビアーン的絶賛を繰り返しながら、まったりとご馳走でした。

【かき氷めぐりメモ】
神戸みなと屋
住所:東京都渋谷区笹塚2-41-20
電話番号 03-6383-3120
営業時間 11:00- ※定休日 水曜日

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