今回は「清河八郎 回天の道」を歩きました。
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清河八郎 回天の道とは
現在の庄内町清川に生まれた清河八郎が数え18歳の時に単身江戸へ向かう際、通ったと考えられている道。満願寺を起点に、一の坂、内藤橋、二の坂、夫婦坂、山桜の道、山伏峠などを経て、鶴岡市添川の「湯の澤温泉 地蔵の湯」までのルートです。
藤沢周平さんの小説「回天の門」の記述を元にルートを整備・維持管理を続けています。所要時間は約1時間30分程度。清河八郎記念館や清川歴史公園・清川関所などでトレッキングマップを配布されています。
また庄内を描いた最古の絵図と言われる、致道博物館(山形県鶴岡市)所蔵の「正保庄内絵図」には、満願寺がある肝煎(立谷沢地域)から添川まで続く道が描かれています。立谷沢から鶴岡方面へ向かう際の最短ルートだったのかと思われます。
歩いて楽しむ回天の道と清川歴史の旅
清河八郎顕彰会が主催される「歩いて楽しむ回天の道と清川歴史の旅」は、今年(令和4年)が第15回。今回は清河八郎記念館に集合した後バスで肝煎集落に移動、回天の道を歩いて「湯の澤温泉 地蔵の湯」で昼食と入浴を楽しみ、バスで清河八郎記念館へ戻るといったスケジュールで開催されました。
満願寺
龍神信仰にゆかりがある「龍王堂」がある満願寺。お寺の入口に回天の道の案内板があります。
内藤橋
大森山あづまや展望台
眼下には稲刈りを終えた庄内平野が広がり、鳥海山や月山、金峰山などを望むことができました。
庄内平野の先には日本海が続いています。
北側の木々の間から鳥海山が見えました。
湯の澤温泉 地蔵の湯
入口に清河八郎休養地碑が立つ「湯の澤温泉 地蔵の湯」さんでは、日帰り入浴や昼食を楽しむことができます。
帰りにロビーで宿猫さんに出会いました。
湯の澤温泉 地蔵の湯の基本情報
湯の澤温泉 地蔵の湯
住所:鶴岡市添川字湯の沢5番地甲
https://www.tsuruokakanko.com/spot/1655