今年の年始の初詣は少し遠出して滋賀県までやって来ました。満員の新快速を比叡山坂本駅で下車して駅前からタクシーで始発駅・ケーブル坂本駅へ向かいました。降りて駅舎へ入ると大勢の人々が次に出発する便を待っていらっしゃいました。
この比叡山鉄道は昭和2年に開業。営業距離2.025kmは日本一の長さで、所要時間11分で結びます。改札口で往復乗車券（1,620円）を購入して列の最後尾に並びます。券面に書かれた縁と福は良い縁が結ばれ、福が授かりように願って書かれたそうです。
車両の定員140名のほぼいっぱいのお客様を乗せてケーブルカーは出発しました。木立の中を走り、ほうらい丘駅を通過。この駅の近くには多数に石仏が安置されいるそうです。
上りのケーブルカーと下りのケーブルカーがすれ違う「ターンアウト」を超えて、最後の急勾配を登る頃、背後には雄大な琵琶湖を望むことができました。
到着したケーブル延暦寺駅は、大正14年の建設。モダンな洋風建築で近畿の駅百選にも選定されたそうです。
駅から歩いて10分程で延暦寺東堂地域の巡拝受付に到着。諸堂巡拝券（700円）を手に、大講堂↓
根本中堂↓
をお参りして帰路につきます。
本当は叡山ケーブル、叡山電鉄と乗り継いで京都方面へ出たかったのですは、冬季は比叡山内のシャトルバスが運休しているそうで、来た道を辿りました。
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【旅のメモ】
比叡山鉄道
ケーブル坂本駅へは、JR湖西線比叡山坂本駅又は京阪石山坂本線坂本駅から江若バスがでています。
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