ゴールデンウイークは東京都心から日帰りできるエリアへ乗り鉄。今回は以前から気になっていた伊豆箱根鉄道大雄山線を訪ねます。起点になる小田原駅まではJR東海道線で。休日おでかけパス(おとな2,670円)を使えば、最寄り駅から往復して割安に。他の路線へも、この後に乗車する予定なので購入しました。
小田原では、大勢のお客様が行き来されています。JRの他に箱根登山鉄道や伊豆箱根鉄道や小田急線も乗り入れている一大拠点駅ですから、当然と言えば当然。改札口を抜けると、頭上から大きな提灯が出迎えてくれました。
さて、目指す伊豆箱根鉄道の駅は、階段をひとつ降りると、駅窓口とホームが見えてきました。往復切符の料金と同額で1日乗り放題になる、大雄山線1日フリー乗車券金太郎きっぷ(540円)を利用します。ホームには、赤電復刻カラーをまとった5000系(5501編成)が停車中。幸先がいいスタートを切ることができました。
小田原を出発した電車は、少し南東の方向へ走り、最初の停車駅・緑町へ。ここから大きくカーブして針路は北方向に。東海道線や新幹線を下から潜り抜けて、井細田、五百羅漢と停車。小田急小田原線とクロスして穴部を出ると、酒匂川が近づいてきます。気になる名前の川です。
ほぼ直線区間を飯田岡まで走り、相模沼田、岩原へ。車窓左手に、家並みの間から雪をいただいた富士山が見え隠れしました。
写真に撮りたかったのですが、シャッターチャンスを掴むことができず残念…一番のビューポイントは、塚原を出て鉄橋を渡る付近でしょうか…
マンションと駅が一体となったような和田河原、富士フィルム前を出ると、次は終点・大雄山駅に到着です。
短い路線ですが、色々楽しみが多い大雄山線でした。